今日紹介するのは第2回セッション会の5曲目、Red Hot Chili Peppers(レッド・ホット・チリ・ペッパーズ)の「Dani California」(ダニー・カリフォルニア)です。
当初は洋楽の計画はなかったんですが、第1回セッション会の時に洋楽の声が多かったのと、5曲あるなら1曲ぐらい洋楽でもいいか!ということで洋楽を入れてみました。
Red Hot Chili Peppersは日本で「レッチリ」と呼ばれ、親しまれていますね。
この曲も映画「デスノート」の主題歌にもなったので、日本でも有名ですね。
この曲って意外と新しいんですね。
2006年の曲だそうです。
てっきり80年台か90年台の曲だと思ってました(笑)
20世紀の雰囲気がしますからね。
テンポはBPM96とかなりゆっくりですね。
テンポが遅いのでヘビーな感じに仕上がっています。
ドラムから解説しましょう。
この曲のドラミングで一番重要なのはズバリ、ノリでしょう。
楽譜通りに叩くのはかなり難しいです。
単純なパターンが続いているだけに聞こえますが、バスドラの裏打ちが入っていたり、スネアのゴーストノートが入っていたりするので。
小節ごとにゴーストノートの位置を変えたりしているので、暗譜するだけでも大変ですね。
ダブルストロークのゴーストノートなんかもあります。
基本的なパターン「ドッドッダッ」(バスドラとスネア)さえ守っていればあとは適当で大丈夫でしょう(笑)
できる人は好きなタイミングでゴーストノートを入れましょう。
タムやハイハットオープンを入れるのもありですね。
アウトロはギターソロの裏でドラムソロをするのもありですね。
ギターが連符を弾きまくっているときは、自分が主役じゃ!みたいな感じで叩きまくるのも面白いかもしれません(笑)
もう一つ重要なのはパワーですね。
先程書いた「ドッドッダッ」というパターンをとにかく響かせる必要がありますね。
ノリよく思いっきり叩きましょう!
ベースはけっこう動きが激しいですね。
サビはルート音中心の演奏ですが、それ以外はとにかく動きまくります。
これがこの曲のキモになりそうですね。
動きのあるベースラインが楽曲に躍動感を与えているんですね。
途中で6連符が入っていたり、装飾音符がついていたりけっこう芸が細かいです。
コードやキーの仕組みがわかる人はアドリブを入れても面白そうですね。
2小節でコードが1周するんですが、原曲は毎回演奏をちょっとづつ変えているんですよね。
難しい!という人は「Am→G→Dm→Am」のパターンを一つ作って繰り返しにするといいでしょう。
それで十分です。
問題はギターです。
ギターは楽譜上3パートあるのですが、ほとんどの部分で1本しかなっていないので、ギター1本でもそれなりにコピーできるでしょう。
バッキング自体はそれほど難しくないんですが、とにかくエフェクターが多い!
クリーンな音から歪んだ音まで使う上に、ふにゃ~っとした音(どんなエフェクターかわかりません笑)や3:47あたりのシュワーっとした音もギターですからね。
1:20あたりのワウペダルを使った演奏も難しそうです。
私はエフェクターをうまく使えないので、最初っから最後までディストーションサウンドで押し切ることにします(笑)
最後のギターソロ、特に終盤の連符は簡単にしちゃいましょう!(あんなん弾けるようになるまで10年ぐらいかかりそう笑)
16分音符ぐらいのソロにして、代わりにドラムソロでもやってもらっちゃいましょう(笑)
Aメロやサビのバッキングはそんなに難しくないでしょう。
これもノリが大事なので楽しく演奏しましょう。
ボーカルはどうなんでしょう。
いつものことですが経験がないのであんまりわかりません(笑)
洋楽なので邦楽よりは歌うのが難しいでしょうね。
途中で一度転調するのもネックになるかもしれません。
全体としては、単純な曲に見えてそれぞれのパートの芸が細かいので完コピは至難の業でしょう。
ただ、簡単にしやすい曲とも言えます。
アクセントの位置さえ変えなければ、細かいところはどんどんカットして簡単にしちゃいましょう。
ドラムの「ドッドッダッ」というリズムに合わせて演奏すれば、それなりに聴こえると思います(笑)
ミュージシャンによってサウンドが変わりやすい曲とも言えます。
サウンドタイムではどんな「Dani California」が聴けるのでしょうか。
楽しみですね!
トップ画像引用元:A2 Media
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