前回は歌詞における韻について解説しました。
今日はその韻を最近のJ-popで聴いてみようと思います。
ちなみに、韻を踏むって聞くとHIPHOPのラップなんかを思い浮かべる人も多いと思いますが、詩における韻という概念は漢文とか和歌でも見られるものなので、意外と昔からある概念なんですよね。
まあ、それは置いといて。
まずはRADWIMPSの「なんでもないや」を聴いてみましょう。
サビが非常にわかりやすい韻ですね。(1:23)
僕はタイムフライヤー(bo-ku-ha-ta-i-mu-fu-ra-i-ya)
時を 駆け上がるクライマー(to-ki-wo---ka-ke-a-ga-ru-ku-ra-i-ma)
時の かくれんぼ はぐれっこ(to-ki-no---ka-ku-re-n-bo---ha-gu-re-kko)
はもう嫌なんだ(ha-mo-u-i-ya-na-n-da)
となっております。
他にも韻はたくさんあるのですが、わかりやすいのでここだけ。
1フレーズ目「タイムフライヤー」と2フレーズ目の「上がるクライマー」が韻を踏んでいます。
「ムフライヤー(mu-fu-ra-i-ya)」と「るクライマー(ru-ku-ra-i-ma」の部分は完全一致の韻です。
その前の「タイ(ta-i)」と「上が(a-ga)」は微妙に母音が違うのですが、それぞれアの発音をしている部分が同じメロディなので、微妙に母音が違っていても韻を踏んでいるように感じます。
どんどん見ていきましょう。
2行目「時を(to-ki-wo)」、3行目「時の(to-ki-no)」は完全一致。
3行目「かくれんぼ(ka-ku-re-n-bo)「はぐれっこ(ha-gu-re-kko)」もほぼ完全一致ですね。
4行目の「嫌なんだ(i-ya-na-n-da)」も「フライヤー(fu-ra-i-ya)」とか「クライマー(ku-ra-i-ma)」と若干韻を踏んでいるように感じますね。
こうやって聴いてみるとなかなか韻が盛りだくさんですね。
他の曲もチラッと見てみましょう。
藤井風さんの「きらり」という曲を見てみましょう。
歌い出しのAメロです。
荒れ狂う季節の中を(a-re-ku-ru-u-ki-se-tsu-no-na-ka-wo)
二人は一人きり さらり(fu-ta-ri-wa-hi-to-ri-ki-ri---sa-ra-ri)
明け行く夕日の中を(a-ke-yu-ku-yu-u-hi-no-na-ka-wo)
今夜も昼下がり さらり(ko-n-ya-mo-hi-ru-sa-ga-ri---sa-ra-ri)
けっこう細かく韻を踏んでいますね。
それぞれ色分けしたところで韻を踏んでいます。
他にも韻が好きな曲は和ぬかさんの「寄り酔い」のサビとか、(曲始まり)
竹内アンナさんの「YOU+ME=」のサビとかがけっこう好きです。(0:34)
普段、曲を聴く時に歌詞の意味はほとんど考えないんですが、どんな音を使うかってのはけっこう興味があって注意して聴きますね。
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