エレキギターで音作りするときにゲインを上げて歪を足していきますよね。
ゲインを上げれば歪みますよね。
歪を上げた状態でギター本体のボリュームを下げてみてください。
歪が少なくなっていくのがわかると思います。
どうして音量を下げると歪が少なくなるのでしょうか。
仕組みを解説しましょう。
まず、歪とは音割れのことです。
その仕組はこちらの記事をご覧ください。
波形が一定以上になったらカットされて音が歪みます。
ゲインを上げるとこういう波形が
こうなります。
すると音が歪むんですよね。
ではここでギター本体のボリュームを下げてみましょう。
下げると音量が下るので、この波形に戻ります。
すると音が歪んでいないですよね。
つまり、ギター本体のボリュームを下げるとゲインを下げたのと同じ効果が得られるようになります。
なので、ギターを練習していて音がデカイなって思ったらアンプのボリュームを下げる必要があります。
ギター本体のボリュームを下げると上記の仕組みで歪が少なくなってしまいます。
アンプのマスターボリュームだと歪んだ音はそのまま、最終的な音量だけ調節できます。
また、このギターのボリュームの開き具合で歪みを調節しながら音色を変化させるテクニックも存在します。
まあ、それは少しレベルの高い話なので置いておきましょう。
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