昨日はCコードの6弦を鳴らしていいのかということについて書きました。
今日はDコードの5弦について解説したいと思います。
Dメジャーコードもたまにこのように表記されることがあります。
5弦は鳴らしていいの?ってところですよね。
これも昨日と同じように分析してみたいと思います。
Dメジャーコードの構成音は、ルートがレ、3度がファ♯、5度がラになります。
ギターでの形を見てみましょう。
レの一番低い音は4弦の開放弦なので4弦開放弦より低い音である、5,6弦の開放弦は鳴らしてはいけません。
ただ、5弦の開放弦はラの音なので、Dメジャーコードの構成音に含まれています。
つまり、5弦を鳴らしても和音はそんなに濁りません。
なので、5弦はセーフとしてバツが書いてないことがあるんですよね。
ただ、6弦は完全にアウトです。
ミの音はDの構成音に含まれていないので。
当教室では基本的にDは4弦から下を鳴らすようにレッスンしています。
理由は3つあります。
①5弦から下って考えると中途半端でわかりにくい
②5弦から下にするとちょっとミスって6弦に当たると和音が濁るのに対し、4弦から下を弾いて5弦に当たってしまってもセーフなので
③〜dimなど、絶対に4弦から下を弾かないといけないコードが他にある
できれば4弦から下を弾きたいことに変わりはないので、5弦を弾かないように気をつけましょう。
ちなみに、昨日はCメジャーコードを解説しましたが、同じ仕組みでA、Amコードなんかも6弦を鳴らしてもいいということになっています。
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