今日は吹奏楽部時代に感じたクラッシュシンバルの難しさについて書きたいと思います。
ここで言うクラッシュシンバルは俗にいう「合わせシンバル」のことです。
引用元:バルウェブ
コレです。
クラシックとかで曲が盛り上がって来た時に、ジャーンと一発鳴らすやつです。
みなさん見たことくらいありますよね。
コレが難しいんですよね。
パーカッションをやったことがある人ならわかると思います。
一般の人はよく言うんですよ、合わせシンバルって「サルでもできるやつじゃん」って。
いやいやいやいや
合わせシンバルを舐めてもらっちゃ困りますよ。
合わせシンバルってシンバルの上と下のぶつかるタイミングを、絶妙にずらさないといい音が出ないんですよね。
同時だと間に空気が入ってしまって「バフッ」となりますし、ずれすぎると音がなりません。
絶妙なタイミングで上下をずらすことできれいな音がなるんです。
曲が一番盛り上がった時に叩くので、プレッシャーが半端ないです(笑)
それに打楽器のうち、スティックコントロールをいくら練習してもうまくなれない楽器の一つです。
スティックやマレットを使う楽器は基本的にスティックコントロールの応用がきくんですが、合わせシンバルだけはそうはいきません。
全然動きが違いますからね。
私はスティックコントロールばかり練習していたので、合わせシンバルはめちゃめちゃ苦手でした(笑)
3年間パーカッションをやっていて、本番でクラッシュシンバルを叩いたのは5回くらいしかないんじゃないかな。
もちろん、5曲ではなく「5回」です。1曲のうちに2回叩くタイミングがあれば2回とカウントして「5回」くらいです(笑)
とにかく苦手でした。
合わせシンバルはきれいな音を出そうと思うと、一番難しい打楽器なんじゃないかと思います。
どの楽器でも極めるのは難しいのですが、原始的な楽器ほどプロと素人の差が開きやすい傾向があると思います。
極端な話、デジタルシンセサイザーは単音で鳴らすだけならプロがキーボードを押しても、素人が押しても出る音はほとんど一緒ですからね。
合わせシンバルはそうはいきませんし、打楽器の中でもコンガとかボンゴとかも意外に難しいです。
とにかく!
合わせシンバルは難しい。苦手だった。そんな思い出があります。
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