今日も昨日に引き続き「鳴り物」の解説をしたいと思います。
昨日はタンバリンでしたが、今日は「マラカス」と「シェイカー」の解説をしたいと思います。
マラカスはみなさんご存知でしょう。
シェイカーってわかりますか?
引用元:サウンドハウス
一応写真を貼って起きます。
筒の中に金属などでできた玉がたくさん入っており、マラカスのように振って音を出す楽器です。
振るぐらい誰でもできそうですが、これも難しいんですよ!
マラカスもシェイカーもどのようにして音を出すか解説します。
単音で鳴らす場合は、本体を振り上げて楽器の中で玉を宙に浮かせます。
宙に浮いた玉が着地する時に「チャ」と音がなります。
つまり!
音を鳴らす時に楽器を振っていたら遅いんですよ!
玉を宙に浮かせてた後、着地する瞬間をリズムに合わせないといけないんですよね。
そのタイミングを予測して楽器を振るのが難しい!
単音で鳴らす以外に、8ビートや16ビートを刻むときも、玉の動きを考えながら演奏しないといけないのでけっこう神経を使います。
楽器の中にはたくさんの玉が入っていますが、玉がバラバラに動くと「ジャラジャラー」と連続した音がなるだけで、ビートにならないんですよ。
玉がまとまって動くように楽器をコントロールするのは難しいです。
特に、アクセントの前後は玉が乱れやすいので注意が必要ですね。
タンバリンのときも書きましたが、シンコペーションが出てくるともっと難易度が上がります。
腕の振り方とアクセントの位置が逆になりますからね。
タンバリンやマラカス、シェイカーなど打楽器の中でも「振って中身を動かして音を鳴らす」タイプはリズムに合わせるのが難しいんですよね。
振ったタイミングと音がなるタイミングが若干ずれてしまうので。
その「ズレ」を見込んでちょっと早めに動かすのは、スティックコントロールとは別の難しさがあります。
どんなに小さな楽器でも極めるのは難しいということですね。
こうやって吹奏楽部時代の話を書いていると、もう一度吹奏楽をやりたくなってきました(笑)
気軽に吹奏楽ができるところがあればいいんですが…
自分でつくったらいいか!
もちろん事業計画に入っております(笑)
もう少し先の話ですが。
アイキャッチ画像引用元:サウンドハウス
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