今日もセッション曲紹介をしていきたいと思います。
今日紹介するのはスピッツの「チェリー」です!
非常に有名な曲でみなさんご存知だと思いますが、解説したいと思います。
バンドマンからするとスピッツのイメージは「初心者にもってこい」ですよね。
「どの曲から練習していいかわからない」という人には「とりあえずスピッツから始めたらいい」と言います(笑)
とにかく演奏しやすい曲が多いんですよね。
ミドルテンポでコード進行もわかりやすく、ギターソロも簡単!という曲が多いです。
第1回セッション会では「空も飛べるはず」をやったので第3回は「ロビンソン」でしょうか(笑)
さて、チェリーの解説をしましょう。
まずは曲を聴いていただきましょう。
まあ、あらためて聴くまでもないですかね。
非常に聴きやすく、ノリやすい曲ですね。
テンポもちょうどよく、コードもC,G,Am,F,Emぐらいしか出てきません。(他のコードもちょっとだけ出ますが)
気をつけたいのはハーフタイムシャッフルということぐらいです。
16分音符がハネているんですよね。
シャッフルビートは楽譜だけを見て演奏すると硬くなりがちなので、原曲をしっかり聴く必要がありますね。
また、実際にセッションする時も周りの音を聴くことが重要になりそうです。
あと、曲全体のポイントとしては意外にパートが多いんですよね。
バンドスコアを見てびっくりしたんですが、全部で11パートもあるんですよね。
サックスやストリングスなど3回目のサビにしか登場しないパートもありますが、けっこう多いですよね。
サックスやストリングスはシンセ奏者が兼任するにしても、シングルのアレンジを完コピするのは難しそうです(笑)
さて、パートごとに解説しましょう。
まずはギターから。
リズムギターは右手がポイントですね。
左手は「コードの4弦から下を抑えるだけ」がほとんどなので簡単です。
右手はずっと16分音符なのでハネたリズムを刻み続ける必要があります。
慣れたらそれほど難しくありませんが(笑)
リードも難しい部分はありません。
イントロは簡単ですし、ソロはベースがやりますからね(笑)
ポイントは音作りでしょうか。
スピッツのリードギターでは全体的に言えそうですが、かなりエフェクトを使ったサウンドが多いです。
正直、どのタイプのエフェクターを使っているかわかりません(笑)
チェリーの場合、歪んだサウンドと歪んでいないサウンドを使い分けているので、そこの切り替えができるとより良くなりそうですね。
ドラムの場合一番のポイントはイントロのアウフタクトでしょう。
2拍のアウフタクトならタイミングが取りやすいんですが、2.5拍あるのでリズムがちょっと取りにくいですね。
あとはバスドラの裏打ちができたらバッチリです。
ノリよく楽しく演奏しましょう。
ベースは同じ小節の中でもけっこう動きが激しいので、暗譜が大変かもしれませんね。
また、スタッカートも効果的に配置されているので、ドラムと同じですがノリよく演奏しましょう。
ベースソロがあるのは見せ所ですね。
ベースソロがある曲はそんなに多くないですから。
ボーカルもそれほど難しくないでしょう。
経験が無いのであんまりわかりませんが(笑)
とにかくハーフタイムシャッフルさえ感じながら演奏できたら、楽しく盛り上がれる曲だと思います。
演奏が楽しみですね!
トップ画像引用元:YouTube
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