今日はスティック無しでできるドラム練習の2つ目を紹介します。
それは声ドラムです。
なんじゃそりゃというところでしょう(笑)
ただ、意外に効果があるんですよね。
それはあとで解説しましょう。
両手が塞がっていたり、立っていたりしていると昨日紹介した素手練習もできないですよね。
座っていて両手が自由になっている環境でしか素手練習はできません。
ただし、今日紹介する声ドラムは声だけで練習できるので、立っている時や手が塞がっている時にできます。
やり方は非常に簡単です。
ドラムを叩く姿をイメージしながら「ドンッ」とか「タンッ」とか言うだけです(笑)
パターンを声にするときは「ドッチッタッチッ ドッチッタッチッ」みたいな感じです。
フィルインは「ダダダダトトトトジャーン」みたいな感じになりますね(笑)
ボイスパーカッションではありません。
息や口の動きを使っていい音を出す必要はありません。
声で「ドンッ」とか「タンッ」とか言うだけです。
素手練習と同じで曲練習、基礎練習、アドリブなどの様々な練習ができます。
自分一人でやるのもいいですし、曲を流して曲に合わせて声ドラムをするのもいいでしょう。
この練習の意味はズバリ、「イメージトレーニング」です。
ドラミングというのは腕を動かす前に脳を動かす必要があります。
頭の中で叩けないパターンを実際に叩けるわけがないですよね。
叩く前に叩けるイメージを作る必要があるんですね。
声ドラムをやらないとそのパターンが叩けないということではないんですが、声ドラムができないパターンは叩けないということです。
ただイメージするだけでもいいんですが、声に出すことでよりイメージしやすくなります。
イメージトレーニングをより効率的にする方法が、声ドラムということですね。
声ドラムをやるときの注意点はドラミングをイメージしてやることです。
ただ音を出しているだけではイメージになりません。
必ず頭の中でドラムを叩きながらやってください。
この声ドラムですが一番手軽にできる練習です。
もちろんですが、声ドラムだけでドラムが上達するわけではありません。
スティックを使った練習や生ドラムを使った練習はもちろん必要です。
声ドラムはそのような練習ができない環境での補完的な練習法と捉えてください。
今までやったことがないという人はぜひやってみてください。
ただ、電車の中など人が多いところでやると変な人に思われるので注意してくださいね(笑)
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