今日紹介するのは私がドラムにハマるきっかけになったドラマーです。
この人がいなかったら今頃こんなにドラムを叩いていなかったかもしれない。
それぐらい影響を受けたドラマーです。
それはトラヴィス・バーカーです!
お!やっと生きている人が出てきましたね(笑)
今までに紹介してたセットドラマーは、みんな亡くなられた方でしたからね(笑)
まずは私が彼に初めて出会った動画をご覧いただきましょう。
めちゃめちゃカッコよくないですか?(笑)
このドラムソロを聴いて「セットドラミングを極めたい」と思ったわけです。
確か高校2年生ぐらいのときだったと思います。
それまでは吹奏楽のパーカッショニストでしたが、この動画をみてドラマーになりたいと本気で思ったんですよね。
もちろん、それ以前にもドラムソロは聴いたことがあったんですが、最近のロックドラマーのドラムソロはあんまり好きじゃなかったんですよね。
ビート感が薄く、ツーバスをドカドカ踏み続けるソロがあんまり好きじゃないんですよね。
そんな中でビート感の強く、シングルペダルで叩くドラムソロに心を奪われましたね。
一つ一つの音がいいですよね。
スネアの音、タムの音、シンバルの音のそれぞれが良い音です。
特に好きなのがシンバルの音ですね。
シンバルのサスティンがかなり長いのがわかるでしょうか。
最近のドラマーにしては珍しく、すべてのシンバルがほぼ水平にセッティングされています。
また、ネジでの締付けが弱く叩いた後にシンバルが揺れているのがわかるでしょうか。
これが一番シンバルが鳴るセッティングなんですよね。(もちろん斜めにセットする音が悪いわけではありません)
シンバルを上から押さえつけない方が良いんですよね。
タムの配置も特徴的ですよね。
1タムに2フロアです。
フロアの2つ目は奏者から見て左側にあります。
タムもフロアもほぼ水平ですよね。
水平の方が澄んだ音が鳴るんですよね。
ただ、叩きにくいですが。
この位置のタムをたたこうと思うと、かなり上半身をうまく使う必用がありますね。
彼の違う一面も見ていいただきましょう。
トラヴィス・バーカーって言うと動画のようなパワー系ドラミングを思い浮かべると思いますが、実はスティックコントロールの世界でもなかなかのテクニシャンなんですよね。
こちらをご覧ください。
ん?これがトラヴィス・バーカーか?と最初は思いました(笑)
実は彼、マーチング系ドラマー出身らしんですよね。
このテクニックとセットドラミングのパワーが混ざったら、無敵ですよね(笑)
彼がトップドラマーであり続ける源はここにあるんでしょうね。
今日紹介したのはトラヴィス・バーカーのドラミングの内、ほんの一部でしたが彼の凄さが少しわかっていただけたでしょうか。
また別の機会に他の動画なんかも紹介したいと思います。
トップ画像引用元:NME
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