最初のピックの選び方 パート2

2019/07/13

ギター講座

t f B! P L

昨日に続いてピックの選び方の話をしましょう。

昨日はピックの形状について解説しました。

今日は厚さ素材について解説したいと思います。

 

まずは厚さから。
ピックには厚さが大きく分けて4種類あります。
厚い方から順にEXHARD、HARD、MEDIUM、THINの4種類です。
メーカーによっては厚いタイプをHEAVYと表記している場合があります。

さて、どれを選びましょう。
アコギの方はMEDIUMとTHINの2種類を買いましょう。

初心者セットについてくるのはほとんどMEDIUMです。

名前の通り真ん中ぐらいの硬さですね。

基本的に薄い方(柔らかい方)が弾きやすいです。
硬いと弦に引っかかってしまうので弾きにくいです。

ただ、硬いピックでも速いストロークができる状態が目標です。
ピックの厚みは弾きやすさではなく、音色で選ぶものなので。

そのトレーニングもかねてMEDIUMぐらいを買いましょう。
ただ、ストロークが速かったりして弾きにくい場合に備えてTHINもあるといいでしょう。

また、柄物のピックについては厚みの表記がない場合があります。
その場合、ピックを軽く曲げてみて曲がったらMEDIUMぐらいです。
軽い力で曲がらないものは厚すぎるので避けましょう。
表記のあるものと比べながら買うといいでしょう。

エレキギターの方はMEDIUMとHARDぐらいを買いましょう。
アコギに比べてエレキギターの方が硬いピックを使います。
THINはラインナップに無い場合があります。
エレキギターの方はTHINは買わなくていいでしょう。

ストローク系の曲は薄め、単音弾き系の曲は厚めのピックで弾くと弾きやすいです。

 

では素材について。
素材もいろいろあります。

セルロイド、ナイロン、デルリンなどなど
高価なものだとべっ甲象牙なんてものもあります(笑)

素材は・・・何でもいいです(笑)

もちろん、素材によって音色が変わります。
ただ、ギター始めたてでそこまで気にする必要はありません。

手触りのいいものを選びましょう。

楽器屋さんにおいてあるものの大半はセルロイドですが(笑)

手汗が多い方は滑り止め付きでもいいでしょう。
滑り止めは持ったらわかると思います。

 

後は気に入ったデザインのものを選びましょう。
色は何でもいいです。
ただ、絵が書いてあるピックは表面の塗装が削れて絵が消える場合があります。
その頃にはピックの角も削れて替えどきかもしれませんが。

 

いかがでしたか?
最初のピック選びの参考にしていただけると嬉しいです。

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