今日はアコースティックギターってそもそもどういう楽器なのかということを書きたいと思います。
アコースティックギターははじく撥弦楽器(はつげんがっき)という分類になります。
弦をはじいて音を出す楽器ということですね。
エレキギターやベースはもちろん、マンドリンやバンジョーなどのギターっぽい楽器からハープや琴なんかも撥弦楽器に含まれます。
アコースティックギターには指板と言ってネックからボディにかけてフレットという金属の棒が打ちこまれた板があります。
その上に弦が張ってあります。
弦を弾くと音が鳴るんですが、弦の長さが短くなると音が高くなるという性質を利用して音程を変えていきます。
弦を上から押さえ込み、フレットに密着させることで弦の長さを短くし、音程を変えて演奏します。
また、アコースティックギターのボディは空洞になっており、弦の振動がブリッジ(ボディ側で弦を支えている部分)を通ってボディに伝わり、共鳴することで大きな音が出ます。
ボディ内で共鳴した音が、サウンドホールから出てくることで周りの人に聞こえるという仕組みですね。
アコースティックギターではコードと呼ばれるものをよく使用します。
コードとは和音のことです。
「C」ならド、ミ、ソの和音、「G」ならソ、シ、レの和音と言ったようにアルファベット一つ一つに音の構成があります。
このコードを左手で押さえることで和音を奏でます。
例えば、Cという形はこんな感じ。
Gという形はこんな感じです。
この形を押さえることで6本の弦がCならド、ミ、ソの和音になるようにできています。
アコースティックギターを始める時はこのコードを押さえる練習からスタートします。
ちなみにCならド、ミ、ソという和音の構成を説明しましたが、これは覚える必要はありません。
Cはこういう形、Gはこういう形、のようにそれぞれのコードを形で覚えれば十分です。
もちろんどんどん演奏できるようになってきてアドリブとかをやろうと思ったら、ちょっと覚える必要はあると思いますが(笑)
まだ右手のこととかは書いてないんですが、今日はこのへんにしましょう。
0 件のコメント:
コメントを投稿