小さな音量で練習しよう

2019/10/30

ギター講座

t f B! P L

ギターの表現力でかなり重要な要素音量があります。

ダイナミクスコントロールですね。

曲中で大きな音から小さな音まで出すことが表現につながるんですよね。

右手のストローク、ピッキングで音量をコントロールします。

まあ、それは置いといて今日は初心者向けの内容です。
エレキギター、アコースティックギター共通の内容です。

ギターを始めたばかりだと右手で音量のコントロールが難しくてできないと思います。
左手でコードを押さえるのに必死なのに右手まで意識が回らないですよね(笑)

なので曲中で大きくしたり小さくしたりコントロールする必要はありません。
まずは小さな音量で練習しましょう。

この小さい音量ってのが意外に難しいんですよね。

これは他の楽器にも言えますが、小さい音量で演奏することは意外に難しいです。

なぜ小さい音量で演奏するのかというと、ピックを弱く持つ感覚を養うためです。

音量を小さくしようと思うとピックを柔らかく持つ必要があります。
強く持っているとそれだけで音量があがりますからね。

そして、強く持ちすぎると耳に痛い音になります。
ギター始めたての初心者に多いのですが、バリバリとした音色ですね。
そのような音色を使うときもありますが、基本的には優しい音色がほしいです。

その優しい音色をマスターするための第1ステップが小さな音量で演奏することなんですよね。

 

また、中級者ぐらいの方でも音量を下げた練習は有効です。
特にエレキギターでをよく演奏し、常に大きく歪ませるタイプの方はダイナミクスの幅が狭くなりがちです。

小さな音のコントロールができるとそれだけで表現力が付きますし、オススメですよ!

 

歪をかけるとコンプレッサーがかかったのと同じような状態になります。
右手のコントロールが音に反映されにくくなるんですよね。

なので、クリーン〜クランチぐらいで練習するのがオススメですよ!

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