音楽の世界でよくアナログとデジタルの違いとか、アナログとデジタルってどっちがいいの?とか語られることがあります。
今日はそもそもアナログとは何か、デジタルとは何か、について解説したいと思います。
文章で説明すると、アナログは連続的に変化するもの、デジタルは段階的に変化するものという答えになります。
連続的という表現がわかりにくいですよね。
連続的というのは「なめらかに」というとわかりやすいでしょう。
私たちがいきている世界は基本的にアナログです。
手を動かしたり、ものを動かしたりするとなめらかに動きますよね。
声の大きさや音程もなめらかに変化させることができますよね。
そしてそのなめらかに動いたもの、なめらかに変化したものを感じることができますよね。
つまり、人間の感覚もアナログで感じることができるわけです。
ではデジタルとは何でしょう。
段階的な変化とか、数値化とか言われます。
よく表される例が、坂道と階段ですよね。
坂道はなめらかに上昇していきます。
つまり、アナログです。
反対に階段はカクカクと段階的に上昇していきます。
そして、何段あるのかという情報を数値で表すことができます。
これがデジタルです。
なので、広義のデジタルではギターのフレットとかもデジタルなんですよね。
本来なめらかに上下する音程を一定のラインで区切って、段階的に変化させることができるようにしているので。
音程の上下という観点でみると、バイオリンや三味線などのフレットが無い楽器はアナログ、ギターやベースなどのフレットがある楽器はデジタルということができます。
同じ観点でいうとピアノもデジタルですね。
ただ、「ギターをデジタルの楽器だ」という人はほぼいないでしょう。
今日解説したのはあくまで広義でのデジタルです。
次は一般的なアナログとデジタルの分類についてお話したいと思います。
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