低音域の防音の難しさ

2020/02/15

事業について

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建設中のスタジオの壁は2重になる予定です。

そのうち1重目はすでに完成しています。

そこで先日の工事のときに、一度スタジオの中で爆音を鳴らしてみて音漏れがどうかという実験をしてみました。
その前に発表会のときにも実験しましたが、難しいと感じるのが低音域の防音ですね。

建設前から難しいであろうということはわかっていたのですが、本当に難しいですね。

バンドの楽器ではドラムのバスドラムベースの音なんかが外に聞こえてしまうような状態です。

低音は音と言うより「振動」になるらしく、物理的に吸音できないんですよね。

 

スタジオの壁にはかなり密度の高いグラスウールを大量に使っています。
そのグラスウールで中高音はかなり吸音できている感じでしたね。

高い音はドアを締めたらほとんど聞こえません。

ただ、そのグラスウールも低音域には効果が薄いらしいですね。
低音をシャットアウトしようと思うと、重量とか質量の話になってくるようです。

重たいコンクリートで全面囲ってしまうか、みたいな話らしいですね(笑)
さすがにそこまではできませんので。

 

低音の対策としては一番内側よりに有孔ボードを設置する予定です。
学校の音楽室の壁とかにある穴がポツポツあいた壁ですね。

あれが意外と低音に効果があるらしいです。

他にもドラムやベースアンプの下に振動を吸収する台を置こうと思っています。

まだ工事は途中なのですが、できる限り音漏れ対策はしていきたいと思います。

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