ドラムセットのマイキングって大変なんですよね。
いろんな楽器がいろんな位置に配置されているので、一つのマイクで全部を集音ってわけにはいかないんですよね。
たくさんのマイクですべての楽器をバランス良く集音する必要があります。
プロの現場では10個以上のマイクが使われますからね。
ただ、当スタジオにそんなにたくさんマイクはありません。
ある機材でできるだけいい録音環境を構築したので紹介したいと思います。
使ったマイクはコンデンサーマイク1本、ダイナミックマイク4本の計5本です。
順番に紹介しましょう。
まず上にあるのがオーバーヘッドマイクです。
上からシンバル系を中心にドラムセット全体の音を集音します。
通常はコンデンサーマイク2本が使われるのですが、今回は3本たてています。
なぜかと言うとコンデンサーマイクを一つしか持っていないからです(笑)
なのでダイナミックマイクで代用しました。
これを左右に2つ設置することにより、ステレオ感を演出します。
マイクがそんなにたくさん無いのでオーバーヘッドでステレオにすることが必要だったんですね。
ただ、それだとシンバルのシャリシャリした感じが録れないんですよね。
ダイナミックマイクは近くの音を録るにはいいですが、空間の音を繊細に録ることには向いていません。
ダイナミックマイクだけだとちょっとこもった音になってしまうんですよね。
それを補うために真ん中にコンデンサーマイクを設置しました。
ほかにはバスドラムにダイナミックマイク、スネアにもダイナミックマイクを設置しました。
マイクは5本あるのですが、マイクスタンドは4本しか持っていませんでした(笑)
なので、譜面台をちょっと改造してマイクスタンドにしました。
マイクホルダーに木をつっこんで
頭をとった譜面台に突き刺します(笑)
これでそこそこいい音が録れたのでこのセッティングでいこうと思います。
ちなみに使ったマイクは
オーバーヘッド、バスドラ…SHURE SM58
オーバーヘッド(コンデンサーマイク)…PreSonus M7
スネアドラム…CLASSIC PRO CM5S
です。
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