アコギの初期チューニング

2020/06/20

教室レポート

t f B! P L
以前にエレキギターの初期チューニングについて解説した記事を書き、固定ページ化しました。
だいぶん前ですが(笑)

今日はアコギの初期チューニングについて書いていきたいと思います。

とは言ってもアコギはエレキギターに比べるとメンテナンスする箇所が少ないので、そんなに書くことは無いのですが。

まず、当教室でギターを購入されたら、こちらにギターが届きます。
すべてがそうではありませんが、こんな感じで箱に入っています。

まずは状態の確認をしていきます。

表面に傷がないか、汚れがないか、フレットの端が尖っていないか確認していきます。

特にフレットの端は要チェックですね。

尖っていると演奏するときに痛いので。
触って確認します。

その後はチューニングです。
そしてチューニングしたときにネックの状態がどうなっているか確認します。

ただ、ネックの反りというのはじわじわ現れるものなので、数日後にもう一度確認します。

確認の方法はエレキギターとほとんど同じです。
6弦の1フレットとボディの接続部あたり(14フレット)を押さえて真ん中(7フレットあたり)のフレットとのすき間を見ます。
0.5ミリぐらいが適正です。
また、ネック側、ボディ側から覗いて目視で確認もします。

反っている場合はトラスロッドを六角レンチで回して直します。

メンテナンスができたらケースに入れて保管しておきます。

不要なダンボールなどはこちらで処分させていただきます。

エレキギターの場合はブリッジのフローティングとか弦高調整とかオクターブチューニングとかあるのですが、アコギではそこまでしません
やろうと思ったらできるのですが、サドルを削ったりという作業になるので、やり直しがきかないんですよね。

何ヶ月か弾いた後に弦高調整が必要になる時があるので、このときには調整しません。
必要が出てきたときにあらためて調整するような感じですね。

簡単ではありますが、アコギの初期チューニングはこんな感じですね。

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