ドラムセットにはたくさんのタイコとシンバルがあります。
それぞれの音程についてお話しようと思います。
ドラムセットには「ド」とか「レ」とかの音程は決まっていません。
知らなかった!って方がたまにいらっしゃいますね。
たまにハイタムとロータムは3度ぐらいにチューニングするといい・・・みたいな感じのことを書いている人もいますが、決まってはいません。
どういう音にチューニングするかはドラマーの自由です。
一般的にチューニングって言うと正確な音程に合わせることをいいますが、ドラムの場合は自分の好みにセッティングするという意味合いが強いですね。
ドラムには正確な音程は存在しませんが、高めとか低めとかっていうのは調整できますね。
同じ口径のタイコでも強く締めれば音は高くなりますし、締めが弱いと低くなります。
音の高い低いはあるけど明確な音程は存在しないってどういうことでしょうか。
答えは倍音にあります。
倍音については以前に解説した記事があるのでご覧ください。
ギターの弦でもポーンと鳴らすと鳴らした音以外の倍音もたくさん鳴っているんですよね。
ドラムの場合はその倍音がめっちゃ多いので明確な音程を感じることができないんですよね。
ちなみに音程を感じることができる太鼓はティンパニだけです。
ティンパニは皮が張ってある打楽器では唯一明確な音程を感じることができる打楽器ですね。
お椀型の胴体が銅でできているという特殊な構造なのが要因でしょう。
引用元:野中貿易
またレッスンでもチューニングの話もできたらいいですね。
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