以前にギター修理内容解説で電装パーツ交換を解説しました。
今日はそのパーツを具体的に紹介していきたいと思います。
電装パーツは主に、「ピックアップ」「ポット」「スイッチ」「ジャック」「コンデンサ」とそれをつなぐコードで構成されます。
それぞれ解説しましょう。
ピックアップは表面から見える音を拾うパーツですね。
様々な種類がありますが、長くなるのでここでは解説しません。
シングルコイルピックアップの場合、内部はこのような感じですね。
続いてポットです。
ボリュームやトーンを操作するのに使います。
連続的に抵抗を増やしたり減らしたりできるので、なめらかにボリュームを上げたり下げたりできるんですよね。
スイッチは様々な種類があります。
主に使われるのはレバースイッチとトグルスイッチです。
レバースイッチ
トグルスイッチ
レバースイッチはで3箇所か5箇所の止まるポイントがあり、ピックアップの切り替えに主に使われます。
ほとんどの場合でピックアップを選択するのに使われるので、「セレクター」と呼ばれることも多いです。
トグルスイッチは2箇所か3箇所の止まるポイントがあります。
上の写真のように大きいものから、小さなものまであります。
ピックアップの切り替えやコイルタップのスイッチなどに使用されます。
ジャックはプラグを挿すところですね。
このような形が一般的でしょう。
接触不良が最も発生しやすいのがジャックです。
引用元:ギターワークス
コンデンサはいろんな形や色のものがあります。
トーンポットを作るには必要になるパーツですね。
詳しい構造は知らないのですが、電気信号の一部を通さないようにするものらしいです。
まあ、トーンの役割は高音域を削ることなので、コンデンサで電気信号の中から高音成分だけをシャットアウトしているのでしょう。
コードは赤白黒など色分けされています。
内部のコードはシールドケーブルとは違い、かなり細いですね。
古いギターの場合はそれぞれに修理や交換が必要になる可能性がありますね。
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