今日はドラムスローンについて解説しましょう。
ドラムを叩くときに使うイスのことです(笑)
どういった構造なのか解説しましょう。
通常は三脚で立っています。
普通のイスよりも脚の幅が広く、脚の先は滑り止めのゴムがついているのでかなり安定性が高いです。
座って手足を激しく動かすドラムでストレス無く演奏できるようになっていますね。
調節するところは高さでしょう。
演奏する人の体格やセッティングによって高さはけっこう変わりますので調節方法は覚えておくといいでしょう。
当スタジオのスローンはスクリュークランプ方式です。
座面を支える支柱にネジの溝が彫ってあるので、座面を回すことで高さを調節できます。
高さを決めたらクランプを締めて固定します。
このネジですね。
クランプロッド方式の場合はスネアスタンドやシンバルスタンドの高さ調節機構と同じ仕組みになっています。
クランプを緩めて高さを調節した後、クランプを締めて固定します。
スクリュークランプ方式のほうが細かく高さを調節できます。
クランプロッド方式の場合はメモリークランプと言って、毎回同じ高さにセットできるパーツが付いている場合が多いです。
上についているのがメモリークランプです。
自分のスローンを持っている人はこっちのほうがいいかもしれないですね。
他にもオフィスチェアに使われるレバーで高さを調節できるエアーリフト式などがありますね。
座面の形は基本的に円形です。
自転車のサドル型や四角形、背もたれがついたモデルなどもありますが。
三脚の幅を調節したりすることは無いと思いますので、当スタジオでドラムセットを利用される際はクランプを緩めて高さを調節し、クランプを締めて完了です。
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