ドラムセット解説 「キックペダル」

2021/02/14

ドラム講座

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今日はドラムセットのハードウェアの一つ、キックペダルについて解説したいと思います。

フットペダルとも言われますね。

バスドラムを演奏する上で必要になるものです。
初心者のうちは扱いに困るやつです(笑)

なかなか操作方法に慣れなくてタイミングが合わなかったりと、難しいのがこのキックペダルです。

今日はその構造を簡単に解説したいと思います。

 

各部の名称を紹介しましょう。

①の実際に打面を叩くのはビーターです。
表面はフェルトが一般的ですが、もっと柔らかいもの、硬いもの色々あります。

②の足を乗せる部分フットボードです。
このフットボードを下に押し込むことでビーターが前に動きます。

③はストラップと言います。
フットボードの動きをビーターに伝える重要なパーツです。
当スタジオにもあるチェーンドライブタイプが一番一般的ですが、チェーンがベルトになっているベルトドライブ、金属の棒になっているダイレクトドライブなどがあります。

チェーンドライブタイプでもチェーンが1本か2本で操作性が変わります。

正式にはストラップと言いますが、チェーンドライブが一般的なので単にチェーンって言うことも多いですね(笑)

④のスプリングの張力を調整することで、ビーターの返りを調節できます。
一番手軽に調節できる部分ですね。

⑤はカムです。
写真のものは軸が中心にあるの真円カムですが、軸が中心にない偏心カムというものもあります。

偏心カムは踏むに連れてビーターがどんどん加速していきます。

⑥はフープクランプです。
バスドラムのフープにキックペダルを固定するパーツです。

⑦はアンダープレートです。
すべてのパーツはアンダープレートの上に固定されています。

アンダープレートが無いタイプもあります。
少し踏み心地が変わります。

いかがでしょうか?
仕組みがわかるとコントロール方法も想像しやすいと思います。

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