今日はドラムセットのハードウェアの一つ、キックペダルについて解説したいと思います。
フットペダルとも言われますね。
バスドラムを演奏する上で必要になるものです。
初心者のうちは扱いに困るやつです(笑)
なかなか操作方法に慣れなくてタイミングが合わなかったりと、難しいのがこのキックペダルです。
今日はその構造を簡単に解説したいと思います。
各部の名称を紹介しましょう。
①の実際に打面を叩くのはビーターです。
表面はフェルトが一般的ですが、もっと柔らかいもの、硬いもの色々あります。
②の足を乗せる部分はフットボードです。
このフットボードを下に押し込むことでビーターが前に動きます。
③はストラップと言います。
フットボードの動きをビーターに伝える重要なパーツです。
当スタジオにもあるチェーンドライブタイプが一番一般的ですが、チェーンがベルトになっているベルトドライブ、金属の棒になっているダイレクトドライブなどがあります。
チェーンドライブタイプでもチェーンが1本か2本で操作性が変わります。
正式にはストラップと言いますが、チェーンドライブが一般的なので単にチェーンって言うことも多いですね(笑)
④のスプリングの張力を調整することで、ビーターの返りを調節できます。
一番手軽に調節できる部分ですね。
⑤はカムです。
写真のものは軸が中心にあるの真円カムですが、軸が中心にない偏心カムというものもあります。
偏心カムは踏むに連れてビーターがどんどん加速していきます。
⑥はフープクランプです。
バスドラムのフープにキックペダルを固定するパーツです。
⑦はアンダープレートです。
すべてのパーツはアンダープレートの上に固定されています。
アンダープレートが無いタイプもあります。
少し踏み心地が変わります。
いかがでしょうか?
仕組みがわかるとコントロール方法も想像しやすいと思います。
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