今日は昨日の続きで電子ドラムの選び方を解説しましょう。
前回はキックペダルの動作方法まで解説しました。
ぶっちゃけこれだけで選んでも大丈夫です。
騒音はそこそこ大きくても大丈夫で安いやつがほしいというなら、バスドラムが本物のペダルっぽくなっているタイプの安いモデルを選ぶといいでしょう。
あと、昨日書いていなかったのですが、あくまで初心者向けの選び方ですので。
上級者が選ぶ際にはまた違った視点が必要かもしれません。
では次に打面の素材について解説したいと思います。
打面の素材は大きく2種類あります。
ゴムとメッシュヘッドです。
当スタジオの電子ドラムはゴムの打面です。
練習パッドみたいな打感ですね。
練習パッドよりちょっとリバウンドは少ないですが。
トコトコ叩いた音が鳴ります。
もう一つはメッシュヘッドのタイプがあります。
生ドラムと同じように皮が張ってあり、モデルによってはチューニングしてリバウンドの量をコントロールできます。
しかし、ヘッドは一枚の皮ではなく、メッシュになっているので、打音は静かです。
ゴムヘッドよりも音は小さいですね。
しかし、メッシュヘッドタイプはちょっと高いです。
予算に余裕があるならメッシュヘッドが採用されているものを選ぶと、生ドラムっぽくて消音性も優れています。
他にあるといい機能は優先順に「ハイハットコントロールの形」「クラッシュシンバルの数」「リムショット」「ライドシンバルの再現度」です。
ハイハットコントロールは当スタジオの電子ドラムのようにペダルだけのものと、ちゃんとしたハイハットの形になっているものがあります。
引用元:YAMAHA
ちゃんとしたハイハットの形になっているもののほうが動きがリアルなので左足のトレーニングにはいいですね。
しかし、音が大きくなってしまうのと値段は高くなります。
クラッシュシンバルは安いモデルなら1枚、高いモデルなら2枚です。
たくさんあったほうがより実践的に練習できますが、ライドシンバルをクラッシュと兼用して使えば十分に練習はできます。
メッシュヘッドタイプならリムショットができるようになっている機種が多いです。
逆にゴムのヘッドでリムショットが再現されていることはあまりないです。
リムとはドラムヘッドのフチのことですね。
このリムとヘッドを同時に叩くリムショットを練習するためにはリムがしっかりあるタイプを選ぶといいでしょう。
ただ、リムが無くてもある程度練習することはできるので、私はあんまり重要視していません。
最後にライドシンバルの再現度ですが、ライドシンバルは叩く場所によって音色がかなり変わります。
安いモデルの場合はどこを叩いても同じ音が鳴りますが、高いモデルはボウとカップで叩き分けることができるモデルも多いですね。
購入する注意点などが他にもあるのですが、それは明日にしましょう。
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