家族バンドはどうやって録ったのか、一発録りとは?

2021/03/10

日々の練習

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昨日は家族バンドの初作品を紹介しました。

今日はどのようにして録ったのか解説したいと思います。

一発録りしたのですが、その一発録りから解説したいと思います。

一発録りというのはバンドメンバーみんなで一斉に演奏して録るスタイルのことです。
レコーディングセッションのように一人ずつ録って後でミックスするスタイルバラ録りと呼ばれます。

バンドのレコーディングでは全員一気に録ることもありますし、よくあるスタイルではドラム、ベース、エレキギター、キーボード等は一発録りして、アコギやボーカルはあとから追加なんかがありますね。

一発録りは全員で一斉に演奏するというのがミソです。
バラ録りだと全員がメトロノームに合わせて録るのですが、一発録りはバンドメンバー同士が合わせあって録るので、生演奏の勢いなどを再現しやすいと言われています。

その反面、メンバーの一人が一箇所でもミスったらボツになります。
最初から最後まで一気に録りきる必要があるんですよね。
今回はちょっとのミスには目をつぶりましたが(笑)

ただ、必ずワンテイク目で決めないといけないというわけではありません。
一発録りというと一回勝負に思われがちですが、一般的に一発録りをうたっている音源でも何度か演奏して一番良かったやつを音源に仕上げていることが多いです。

 

今回の家族バンドは全員で一斉に演奏し、最初から最後までワンテイクで録りました。
ただ、レコーディング自体は4回やって4回目が一番よかったので、4回目を採用してアップしたという感じですね。

映像はスマホのカメラから、音声はミキサーでライン録音しました。

マイク、ベース、ウインドシンセサイザーはミキサーに直接接続し、ドラムは部屋にマイクを2本たててステレオで録っています。
また、ドラムを録っているマイクにはアコギの生音、ベースアンプから鳴る音、ボーカルの声の生音、モニターで返ってきた全体の音がカブっています。

音カブりもありますし、DAWにはステレオミックス状態で入力しているので、セッティングはけっこう難しかったですね(笑)

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