リバーブエフェクターの仕組み

2021/03/06

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昨日はリバーブが残響である説明をしました。

今日はそのリバーブをどうやって作っていくのか解説したいと思います。

 

めっちゃ大昔の話からすると、最初はレコーディングした部屋の残響をそのまま利用していました。
1910年代とかの話です(笑)

その頃にはミックスとかの概念も無いので、一つの部屋でみんなで演奏して、その音をそのままマイクで録ってレコードとかに焼いていたんだと思います。
その演奏した部屋の残響がそのまま録音されていました。

 

そこからミックスの概念が出てきて1940年代にリバーブをあとから足す方法が発明されました。
方法はめっちゃ単純です。

お風呂場にスピーカーとマイクを持っていって録音した音をスピーカーで鳴らしてマイクで録るだけです(笑)
本当にお風呂場とかトイレとかで録っていたらしいですね。

そこから専用の残響室(エコーチェンバー)で録るようになっていったらしいです。

 

その後に発明されたのがプレートリバーブです。
電気信号を振動に変換する機械をプレートリバーブは1m×2mのでかい鉄板にセットし、鉄板に振動を流すことでリバーブと同じような響きを得る機械です。

電気信号を振動に変換する機械が鉄板を振動させると、振動を止めても鉄板はしばらく震え続けます。
この余韻を使ってリバーブを得るのがプレートリバーブです。

この機械は何百キロと重さがあるらしいです(笑)

英語で何を言っているのかわかりませんが、プレートリバーブの雰囲気が分かりやすい動画を貼っておきます。

 

その後プレートリバーブはスプリングリバーブに進化していきます。
振動するものをデカイ鉄板からバネに変えたものですね。

引用元:スプリングリバーブの中身に迫る!

かなりコンパクトにすることができ、アンプの中に内蔵されていることが多いです。

プレートリバーブの機械はもう生産されていないと思いますが、スプリングリバーブは現在生産中のアンプにも搭載されていることがあります。

 

その後、現在主流になっているのはデジタルリバーブです。
一口にデジタルといっても製品ごとにいろんな特徴があるのですが、デジタルリバーブが基本的に上記のリバーブのどれかをデジタルでシミュレーションしているものになります。

プレートリバーブやスプリングリバーブをシミュレーションしているものも多いですが、一番よく使われるのはルームリバーブでしょう。

ルームリバーブは様々な部屋の残響をシミュレーションしたものになります。

小さな部屋から大きなホールまで。

DAWのプラグインタイプなら壁の幅、天井の高さ、マイクの位置など細かくセッティングできます。

 

当スタジオのミキサーやアンプにはリバーブをつける機能があります。
よかったら使ってみてください。

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