少し前にリバーブについて解説しました。
今日はよく使うエフェクト第2弾でディレイ(Delay)について解説したいと思います。
エレキギターではめっちゃよく使うエフェクトですね。
リバーブは残響音を作るエフェクターでした。
ディレイは直訳すると「遅延」です。
原音から遅延した音を鳴らすことからディレイと呼ばれています。
リバーブが残響だったのに対して、ディレイは反響音を作ることができます。
反響音とは簡単にいえばやまびこのことです。
残響音は何回跳ね返ってきたか数えることができない音のことを言います。
反対に反響音は何回跳ね返ってきたのか数えることができる音のことです。
やまびこで一回跳ね返ったら一回って聴き取ることができますし、仮に複数回跳ね返って聴き取ることができたらディレイです。
音が遅れて聞こえてくるので、音の広がりを出すことができます。
アルペジオでしっとり弾くときも使いますし、ハードロック系ギターソロで使ってやるのもいい使い方です。
リバーブも広がりを出すいいエフェクターなのですが、リバーブをかけすぎると音がボヤッとしすぎてしまいます。
ディレイの場合は原音をハッキリと際立たせた上で広がりを出しやすいという特徴がありますね。
ディレイはめちゃめちゃ汎用性のあるエフェクターなので、使い方をすべて紹介するのは難しいですが、仕組みを簡単に知っていただければと思います。
実際の仕組みは次回以降解説したいと思います!
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