昨日はドラムのミュートについて書きました。
今日はそもそもミュートとはなにかという根本的なところについて書いてみたいと思います。
ミュートは英語でmuteと書きます。
音を止める、無音にするなどの意味があります。
ギターやベースでは軽く弦に触れると音が鳴らなくなりますし、ドラムでも打面を何かで押さえていると音量が小さくなります。
これがミュートです。
音響機器では無音にすることを指します。
音響機器にミュートスイッチがある場合は押すと信号の出力がストップして無音になります。
これが楽器の演奏になると音量をダイナミクス以外の方法で下げることが含まれてきます。
昨日解説したドラムのミュートもそうですし、ドラムでは叩いた直後に打面やシンバルに触れて音を止めること、叩くときに手で打面を押さえることなどがミュートに含まれます。
叩いた後のミュートはほぼ無音になりますが、叩くときのミュートは無音になるわけじゃないですよね。
ギターやベースでも弦に触れて音が出ないようにすることをミュートといいます。
ブリッジのうえに手をのせて倍音をカットするのはブリッジミュートと呼ばれます。
それぞれ音量は下がりますが、完全に無音になるわけじゃ無いですよね。
ダイナミクス以外の方法で、というのもミソになってきます。
音量を下げるには単純に弱くピッキングしたり、弱く叩いたりするだけでもできますが、それはミュートとは言いません。
通常のダイナミクスの処理です。
それ以外の方法で音量を下げたり、無音にすることがミュートということですね。
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