今日はドラムのリムショットについて解説したいと思います。
スティックでスネアドラムを叩くとき、普通はチップでヘッドを叩きますよね。
そのときにスティックのショルダー部分でリムを同時に叩いたりすることで、音色に変化をつけることができます。
それがリムショットです。
今日はそのリムショットの種類を解説したいと思います。
まずはオープンリムショットから
オープンリムショットは見た目は普通に叩いているように見えます。
普通に叩いているように見えるのですが、ショルダーでリムを同時に叩きます。
慣れるまではけっこう練習が必要なのですが、音の立ち上がりが速く、パワーのある音が出せるので、ロックドラミングには必須のテクニックですね。
また詳しいやり方は別の記事で解説したいと思います。
クローズドリムショット
クローズドリムショットはグリップエンドを打面につけ、そこを支点にスティックをリムに叩きつけることで演奏します。
ヘッドが振動する音というよりスティックの音がしっかりする奏法ですね。
曲がトーンダウンしたときに優しくバックビートを出したりするときに使います。
この2つがリムショットの主な奏法です。
ちょっと系統の違う奏法でいくと、クロススティックというものもあります。
チップをヘッドに、ショルダーをリムにつけた状態で反対のスティックで叩く方法です。
ロックではあんまり使いませんが、ジャズなんかではけっこう使うようですね。
ショルダーをリムにつけずに、チップをヘッドにつけた状態のスティックを叩く方法もあります。
最後にリムクリックを紹介しましょう。
単純にスティックでリムだけを叩きます。
カツカツ鳴ります(笑)
奥のリムをチップの付近で叩くのと、手前のリムをグリップ付近で叩くのではかなり音色に違いがあります。
ただ、ロックドラミングで使うには音量が小さすぎるので、あんまり使わないですね。
こんな感じでいろんな奏法が使えるようになるといいですね。
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