ハーモニクスチューニングの方法

2021/08/04

ギター講座

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今日はハーモニクスを使う方法を解説しましょう。

ハーモニクスとは弦の特定のポジションに軽く指を当てながらピッキングすることで倍音を取り出す奏法です。
普通の音(実音)より倍音が少ないのでチューニングしやすい方法です。

今まで紹介した方法の中でもチューニングしやすく、精度も高いので耳チューニングでは一番よく使用されるでしょう。

 

ハーモニクスチューニングはまずハーモニクスを鳴らすところからスタートです。

ハーモニクスは特定のポジションに指を置きます。
このときは軽く触れるだけでフレットに当たるように押さえないことがポイントです。
また、ハーモニクスはフレットの真上でやるときれいに音が鳴ります。

そのままピッキングするのですが、ピッキングする瞬間に指を離すときれいにハーモニクス音が取り出せます。
12フレットでやるのが一番簡単ですね。

 

今回はチューニングの話なので、そちらに話を戻しましょう。

今回も5弦がピッタリ合った状態だとします。

それぞれ5フレットと7フレットのハーモニクス音で合わせていきます。
ハーモニクスの場合は弦の中央(12フレット)から離れるほど音が高くなるので、5弦の7フレットと6弦の5フレットが同じ音になります。
それぞれのフレットでハーモニクス音を鳴らしてうねりが無くなるように合わせます。

同じように5弦の5フレットと4弦の7フレット、4弦の5フレットと3弦の7フレットをあわせます。

2弦はそのまま合わせることができないので、6弦の7フレットと2弦の開放弦(このときはハーモニクスではありません)でチューニングします。
同じように5弦の7フレットと1弦の開放弦を合わせます。

図にするとこんな感じですね。

できるとかっこいいので一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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