音楽理論解説 「サブドミナント」

2021/10/07

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前回までで「トニック」「ドミナント」を解説しました。

今日は残った「サブドミナントコード」を解説したいと思います。

サブドミナントはドミナントとトニックの中間的な性質を持っています。
トニックは着地した感じ、ドミナントは宙に浮いた感じ、サブドミナントはちょっと宙に浮いた感じとでも言いましょうか(笑)

トニックが地面に両足がついた状態、サブドミナントは地面から足が離れた瞬間、ドミナントはジャンプして一番高い所にいる状態、みたいな感じでしょうか。
ジャンプするときも両足がついた状態から足が地面から離れ、一番高いところから落下して着地するのと同じで、T(トニック)→SD(サブドミナント)→D(ドミナント)→Tという流れは心地いいですね。

T→D→Tという進行より、T→SD→D→Tのほうがより高い位置に持ち上げて落とすような感じがしますね。

 

ダイアトニックコードでいうと「Ⅱm、Ⅳ」です。
キーがCメジャーなら「Dm、F」です。

またまた空も飛べるはずに登場していただきましょう。

 

コード譜

この曲のキーはCメジャーなので、サブドミナントは「Dm、F」です。
赤字のやつですね。

 

サブドミナントの役割が一番わかりやすいところはサビ前からサビの最初にかけて「FM7→G→C」というコード進行(青の網掛け)です。
7thはコードの性質を根本的に変える力は無いので無視します。
4度メジャー(SD)→5度メジャー(D)→Tという流れは「フォーファイブ」と呼ばれる定番のコード進行です。
サブドミナントでちょっと釣り上げて、ドミナントでさらに空中に浮かせ、トニックに落とすという感じですね。

サビの最後もF→G→Cという進行なのでここもフォーファイブですね。

また、サビ1周目終わり「Dm7→G7→C」というコード進行です。
ここは2度マイナー(SD)→5度メジャー(D)→Tという流れで「ツーファイブ」と呼ばれる定番コード進行です。

 

知らなくても演奏は普通にできますが、知っていると曲を聴くのも楽しくなりますね。

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