さあ、第2回セッション会もどんどん動き出しています。
すでにレッスンしている方は本格的に練習していることでしょう。
今日はその1曲、いきものがかりの「ありがとう」を解説しましょう。
いきものがかりはありがとう以外にも「YELL」「じょいふる」「風が吹いている」なんかが有名ですね。
ありがとうは2010年の朝ドラの主題歌になったこともあって、サビぐらいは聴いたことがある人が多いんじゃないでしょうか。
テンポはBPM79、キーはCメジャーです。
今となってはCメジャーキーのヒット曲は珍しいですね。
アコギで最近の曲を弾いている人は、カポ無しでCから始まることってあんまりないと思います。
テンポも遅く、曲調もゆったりと安定的なので、全体的な難易度はそれほど高くありません。
以前にも書きましたが、コードはちょっと複雑です。
7thやオンコード、11thや♭9thなんかもたまに出てきます。
まあ、そのへんは省略でいいでしょう(笑)
ただ、ダイアトニック以外のコードもたくさん出てくるので、コード進行がつかみにくいのも混乱しやすいポイントですね。
E7,Gm7,C7,Fmなんかが出てきますね。
曲の構成も最初はとっつきにくいです。
ザッと書き出すと、
イントロ5(小節)、サビ10
1番
Aメロ16、Bメロ9、サビ18
2番
Aメロ8、Bメロ9、サビ8
間奏9
3番
サビ17
アウトロ6
となっています。
4の倍数でないところが多く、1番と2番でサビの小節数も違うなど、とっつきにくいところがあるのは事実です。
ただ、コード進行もそうですが、慣れてしまえば問題ないでしょう。
イントロはピアノから始まるのですが、そこはどうやって始めるかレッスンの様子をみながら考えたいと思います。
サビ前のオブリガートはギターもベースもみんな同じフレーズを弾きます。(2:06、3:52、4:44)
バッチリ合わせたいポイントですね。
Bメロはギターやベースなどの伴奏が薄くなり、ストリングスが伴奏のメインになります。
セッションではストリングスはいないので、アコギあたりはしっかり弾いたほうがいいかもしれないですね。
最初はちょっと戸惑うかもしれませんが、慣れれば簡単です。
頑張って練習しましょう!
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