ギターやベースを弾いているとよく出てくるテクニックに「グリッサンド」があります。
音を鳴らした後、弦を押さえたままフレットを上下させることで音程を変える奏法のことです。
似たような奏法に「スライド」がありますが、今日はグリッサンドについて解説したいと思います。
ギターでも使いますが、今日はベースで解説します。
タイトルにある通り、グリッサンドには大きく4種類あります。
この4つです。
それぞれ明確に弾き分けできますか?
どこでピッキングして、左手をどう動かすのかが違います。
解説しましょう。
まず1つ目はこのような譜面で出てくることが多いですね。
この場合、3弦3フレットを4回弾いた後、10フレットまで移動するのですが、適当なフレット(3〜5フレットぐらい)で音を鳴らして10フレットまでスライドさせていくという奏法になります。
10フレットでのピッキングはしません。
さて、同じ譜面でグリッサンドが2つ目だとするとどうでしょう。
これの場合は2拍目の裏の音から線が出ていますよね。
この場合は2拍目の裏の音(3弦3フレットの最後の音)を弾いた後、適当なフレット(8フレット付近)までスライドしていき、3拍目の表で10フレットを弾きます。
10フレットの音を出すときにスライドは必要ありません。
1つ目のグリッサンドは10フレットの音についているのに対し、2つ目は3フレットの最後の音についているのがポイントですね。
音が下る方も同じです。
3つ目はあんまり使うことは無いですが。
1つ目と同じく、10フレットを4回弾いた後、適当なフレット(8〜10フレット)でピッキングし、3フレットに向かって音を下げていきます。
4つ目はよく見るグリッサンドです。
10フレットを弾いた後、適当なフレット(3〜5フレット)まで下げていきます。
その後、3拍目の頭であらためて3フレットを弾くという感じですね。
グリッサンドが正しいタイミングで、適切な長さ、動かし方ができると躍動感のあるベースラインになったり、カッコいいギターソロになります。
頑張って練習しましょう!
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