ドラムの8ビートは基本的にハイハットかライドで刻むことが多いです。
ハイハットかライドで8分を刻み続けて、スネアとバスドラムをアクセントで入れるという感じですね。
ただ、たまに右手がフロアタムに移動することがあります。
前回のメンバーズセッションの曲だったマリーゴールドや、今回の高嶺の花子さんでも出てきます。
Cメロで雰囲気を変えたいときなんかによく出てきますね。
やること自体はハイハットやライドと同じなのですが、右手がフロアタムになるとちょっと難しくなります。
まず、キックのタイミングが乱れてしまいやすいです。
フロアタムの音とキックの音は似ているので、聴覚的にどこでキックを叩いているのかわかりにくくなってしまうんですよね。
正しい位置でキックを叩くコツは、頭の中で音を分けるようにするということです。
フロアタムの音も「ドン」キックの音も「ドン」でイメージして演奏していると、どっちがどっちかわからなくなってしまいます。
そこで、 フロアタムの音は「トン」キックの音は「ズン」みたいな感じでイメージしながら叩くといいでしょう。
また、テンポが遅くなりやすいのも注意点です。
跳ね返りが少ないので、速く叩くのが難しくなります。
一度のストロークで複数回当たってしまったり、押し付けるような叩き方になってしまうということですね。
ポイントは少ないリバウンドをしっかり感じ取るということです。
リバウンドは少ないだけで、全く無いわけではありませんので。
あとはアップダウン奏法ができるとよりスピードアップしやすいですね。
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