曲の歌詞には韻という要素があります。
韻を踏むってよく言うんですが、韻を踏んでいるとキャッチーで心地いい響きになりますね。
ヒップホップなんかでは必須のテクニックですし、普通のポップスやロックでも踏んでいるときはけっこうあります。
必須の要素ではないですが、好んで使うアーティストは使うと言った感じでしょうか。
私はHIPHOPはあんまり聴きませんし、作詞もしないので少し専門外なのですが、解説したいと思います。
では、そもそも韻とは何かと言うと、母音が同じ違う言葉を使って詩を作ることです。
例えば、「足踏み」(a-si-bu-mi)という単語の韻を考えてみましょう。
母音は(a-i-u-i)になります。
同じ(a-i-u-i)という母音を持つ別の言葉があれば韻の完成です。
例えば「泣き虫」(na-ki-mu-si)とか、「病みつき」(ya-mi-tsu-ki)とかですね。
それを近い部分で使うと韻になるということです。
ただ、完全に一致する必要はありません。
「保育士」(ho-i-ku-shi)みたいに単語の後半だけ合っていたり、「財布に」(sa-i-fu-ni)みたいな感じで助詞を付け足してもいいでしょう。
「醍醐味」(da-i-go-mi)のようにちょっと違っていても大丈夫です。
メロディ内での単語の位置によっては韻を踏んでいるように感じることができます。
韻の踏み方はもっと色々なテクニックがありますので、もっと詳しく知りたい人は調べてみてください。
いつも聴いている曲に韻が使われているのかどうか、聴いてみるのも面白いかもしれませんね。
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