一つの曲を徹底的に練習するのがいいのか、たくさんの曲を練習するのがいいのか、どっちがいいと思いますか?
難しいところですよね。
どっちのタイプの人もいると思います。
一つの曲を頑張って練習したい人もいれば、だいたいサッと弾けたら次の曲を弾きたい人もいるでしょう。
結論から書くと、両方とも非常に重要な練習です。
一つの曲を徹底的に練習することは非常にいい練習です。
しかし、そればっかりやっていると他のフレーズへの対応力が低くなってしまいます。
極端に言うとその曲はは演奏できるけど、他の曲は演奏できないという感じですね。
楽器の演奏、練習において、初見での対応力というのは重要です。
パッと楽譜を見てサッと演奏できる、パッと曲を聴いてだいたいどういうフレーズかわかるというのは効率よく練習する上でも重要というわけですね。
そういった能力を鍛えるにはたくさんの曲を演奏する必要があります。
逆にいろんな曲をちょっとずつ演奏する練習だけやっていると、技術が向上しにくくなってしまいます。
自分の演奏できる範囲の奏法ですべて片付けてしまうということですね。
アコギのストロークなら普通の8ビートや16ビートは弾けるけど、それ以上複雑なストロークはできない、ドラムなら8ビートなら叩けるけど16ビートはできないみたいな感じですね。
それだといつまで経っても新しいテクニックを習得することができません。
というわけで一つの曲をしっかり演奏する練習と、いろんな曲を広く浅く演奏する練習の両方が重要というわけですね。
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