今日はエレキギターのレコーディングについて解説しましょう。
基本的には少し前に解説したベースレコーディングと同じです。
マイク録りとライン録りがあります。
ベースに比べるとマイクで録ることが多いでしょうか。
マイク録りはこんな感じでアンプの前にマイクを立てて録ります。
セッティングはいつものバンド練習と同じでOKです。
ギター→エフェクター→アンプでセットします。
アンプの音をそのまま録れる反面、あとから調節できる幅が一番狭くなります。
当スタジオのアンプを使ってもいいですし、アンプの持ち込みもできます。
キャビネットはマーシャルのMX412Aです。
ヘッドだけ持ち込むこともできますので、どれだけの機材を持ち込むのかは事前に言っていただけたらと思います。
ライン録りもベースと同じでギターを直接DIにつなぐ方法、エフェクターだけ通す方法、アンプのラインアウトからつなぐ方法の3つがあります。
ギターを直接DIにつなぐ方法ではDAW上のアンプシミュレーターで音作りをします。
こちらは後からいくらでも音を変更できるので、マーシャルの音がいいと思ったけど、ジャズコーラスに変えたり、オレンジとかマッチレスとか、なかなか手が出ないアンプの音を使うこともできます。
オーバードライブやディストーション、ディレイやリバーブなどのエフェクターも一通りDAWに入っていますので、持っていないエフェクターの音を使うこともできます。
エフェクターだけ通す方法もこだわりのエフェクターがある人にはおすすめです。
ギター→エフェクター→DIという順番になりますね。
ただ、アンプシミュレーターでの音作りは限定的になります。
リバーブをかけた音に歪をかけたりすることは難しくなるので。
アンプのラインアウトから録る方法もありますが、基本的にはあまりおすすめしません。
ヘッドアンプまで通すなら、キャビネットまで実機で通してしまったほうが早いので。
アンプのラインアウトは一般的にそれほどいい音では無いというのも考慮に入れる必要がありますね。
ただ、Kemperなどのアンプシミュレーターの実機をお持ちの方はKemper→DIという接続でもいいかもしれませんね。
どの方法で録るかによってセッティングが変わってきますので、分かる範囲で事前に相談できたらと思います。
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