バンドレコーディング ボーカルレコーディング

2023/06/07

レコーディングレポート

t f B! P L

 今日はボーカルのレコーディングについて書きたいと思います。

基本的には弾き語りレコーディングの②で書いた、歌だけ録る方法とほとんど同じです。

ボーカルのレコーディングをする段階で、基本的にバッキングはある程度完成しているので、ドラム、ベース、ギターなどの伴奏を聴きながら歌います。

この写真のような感じで録ります。


ボーカルレコーディングの注意点を書いていきたいと思います。

まず重要なのがコンディションを整えることです。
ボーカルは肉体がそのまま楽器になるので、体調が悪かったり、眠たかったり、疲れていたりするといい歌が歌えません。

前日はよく寝る、早起きしておく、満腹でも極端な空腹でも歌いにくいと思うので、適切に食事を摂っておく、適度に水分補給しておくなどなど。


次はアコギと同じですが、ノイズが入らないように気をつけてください。
歌もアコギほどではないですが、音量の小さいパートですし、歌い方によってはアコギ以上にゲインを上げる必要がある場合もありますので。

ノッてきて床をトントンしたりするとその音が入ってしまいます。

また、注意が必要なのがリップノイズですね。
口をあけるときの「ニチャ」とか「パッ」とかいうノイズですね。

ソフトウェアで多少マシにできますし、丁寧に一つずつ消していけばある程度取り除くことができますが、ノイズは少ないに越したことはありません。
消しきれなかったリップノイズは非常に不快なので、注意しましょう。

録る直前に水(ジュースなどはNG)を少し飲む、歯を磨く、リップクリームを適度に塗るなどの対策があります。


口の向きにも注意が必要です。
マイクとの距離は盛り上がり具合によって変えていいですが、歌詞を見るために顔が横にそれてしまうようなことは良くないですね。

理想は歌詞を丸暗記です。
マイクの後ろにはリフレクションフィルターがあって、譜面台を置くスペースが無いので、できれば丸暗記がいいですね。

どうしても歌詞を見ながら録りたい場合はリフレクションフィルター無しで録るか、リフレクションフィルターの上あたりに歌詞を設置することになるでしょう。

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