ドラムセットは1890年頃に発明された楽器です。
しかし、昔のドラムセットは今とは全然違うセット内容、見た目をしていました。
今日はそのドラムセットの歴史を解説しましょう。
これからいろんな音楽ジャンルの名前などが出てきますが、一部わかりやすく簡素化して書いていきますので、正しい知識をお求めの方は自分で調べてみてください。
まず、ドラムセットの前身はマーチングバンドのドラムラインです。
スネア奏者、バスドラム奏者、タム奏者、シンバル奏者がそれぞれの楽器を持って歩きながら演奏していました。
やがて、マーチングバンドの演奏場所が室内になり、ラグタイムという、ジャズの前身になるような音楽ジャンルが生まれます。
そこで、狭い室内で様々な打楽器を演奏するために発明されたのが、ダブルドラムです。(ドラムセットちゃうんかい笑)
2:10あたりから実演されています。これはただ単にバスドラムとスネアを並べて演奏するだけですね(笑)
次はバスドラムを足で演奏できるようにキックペダルが発明され、トラップセットというものが生まれます。(トラップセットもドラムセットの一種です)
見た目はかなり現代のドラムセットに近くなってきましたね。
動画にはハイハットがありますが、初期のトラップセットにハイハットはありません。
バスドラムの上もいろいろありますね。
ドラムセットの場合はタムやクラッシュシンバルですが、トラップセットでは木魚や東洋の太鼓、カウベルやウッドブロックが主流だったようですね。
長くなってきたのでこのへんにしておきましょう。
続きはまたの機会に。
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