エレキギターやベースといった電気楽器を完全にマスターしようと思うと、ある程度電気に関する知識が必要です。
知らなくても演奏はできます。
ガチのエフェクターボードを組んだり、アンプを改造するときに必要なんですよね。
普通のエフェクターボードを普通のアンプにつなぐだけなら全く不要な知識です(笑)
ホット、コールド、グランドなど回路に関する言葉から、インピーダンス、電圧、位相などなど。
私も電気に関してはそれほど詳しくないのですが、電気楽器必要な知識をかいつまんで解説したいと思います。
まず、今日は電気とは何かについて解説したいと思います。
電気とは電子の流れです。
この世のすべての物質は原子でできています。
その原子は原子核と電子でできています。
原子核は「+」の電荷を持っていて、電子は「ー」の電荷を持っています。
基本的に原子核と電子はワンセットで離れることは無いのですが、金属など電気をよく通す物質の中では、原子核から電子が離れて自由電子となっています。
この自由電子に電圧をかけると一定方向に向かって電子が動きます。
これが電気の正体というわけですね。
ちなみに電子はーの電荷を帯びているので電子の動きとは反対方向に電流が流れます。
電気は+からーに流れますからね。
ちなみに、電気の伝わる速さは光とほぼ同じって聞いたことありますか?
発電所で作られた電気は光の速さ(秒速30万キロ)で家のコンセントにくると。
しかし、それは電子を動かそうとする力が伝わる速さであって電子が光速で動いているわけではありません。
導体の中を動く電子の速さはカタツムリより遅いらしいですね(笑)
なので、発電所にあった電子が一瞬でコンセントに来るわけではなく、発電所発せられた「電子よ動け!」という命令が光速でコンセントまで伝わるイメージでしょうか(笑)
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