音楽と人工知能

2024/02/04

その他

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 近年、生成AIが話題ですよね。
文章を書いてくれたり、イラストを書いてくれたり。

そんなAIですが、音楽でも広く使用されるようになりました。
私はあんまり使ったことがないのですが、今日はそのAIについて私見を書いてみようと思います。

自動で作詞作曲、編曲をやってくれるAIがすでに実用化されているようですね。
曲のジャンルや雰囲気、長さ、構成などを入力すると自動で曲を作ってくれるらしいです。

そこで気になるのが、ミュージシャンや作曲家の仕事が無くなるのかというところですよね。
私は人間がやる仕事の方法が変わっても、人間の必要性は変わらないんじゃないかと思います。

それに、AIによって新しい音楽やジャンルが開拓されると思うので、ぜひどんどん利用してほしいと思いますね。
例えば、1960年台にドラムマシンという、自動でドラムを演奏してくれる機械が発明されました。(ドラムを叩くロボットではなく、ビートを生成する機械です)
そこでドラマーの仕事がなくなったかと言えば、そうではありません。

もちろん、一部奪われた部分はあるかもしれませんが、ドラムマシンの登場によって後のHIP-HOPやEDMにつながったと考えるとドラムマシンの登場は音楽にとって有益であったと言えるでしょう。

同じようにソフトウェア音源が充実した現代、ベースや鍵盤楽器はもちろん、ギターも打ち込みで演奏できますが、生演奏の魅力がなくなったわけではありません。

AIの曲作りが登場したことによって、作曲家の仕事の一部が1から曲を作ることからAIに良い結果を出力させるよう動かす仕事になるということはあるでしょう。

また、音楽はただの音の羅列ではなく、誰が演奏しているのか、どういったストーリーがあるのか、みたいな部分も重要ですからね。


AIでのミキシングも行われるようになりました。
これは私もソフトを持っているので、使ったことがあります。

こちらも、エンジニアの仕事がなくなるというより、あり方が変わったと言えるでしょう。

コンピュータが登場する前はテープレコーダーなどで録った音を重ねてミックスしていました。
アナログ環境はデジタル環境に比べて繊細でノイズに弱いので環境をしっかり作る重要性が高かったと思います。

また、コンピュータでのレコーディングはやり直しやすいですが、アナログ環境ではそうはいきません。

そういった点が変わったとはいえ、エンジニアの重要性はそれほど変わっていないと思います。
AIがもっとミキシングに利用されるようになっても、実際にレコーディングする現場がスタジオである以上、エンジニアの重要性は変わらないでしょう。

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