ドラムおすすめ練習法:ストーンキラー

2018/11/06

ドラム講座

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ドラマーのみなさん(ドラマーでない方も)「ストーンキラー」という練習法をご存知でしょうか。

ドラマーなら知っている人も多いと思いますが、基礎練習の一つです。

世界的に有名なドラム教則本「スティックコントロール」で有名な、ジョージ・ローレンス・ストーンが開発した非常に効果のある練習法です。
彼は、先日紹介したグラッドストーン奏法をビリー・グラッドストーンとともに開発した人でもあります。

このストーンキラーは「シングルストロークを早くしたい!」という人に、非常におすすめです。

まずは私の練習風景をご覧ください。(最後まで見る必要はありません!同じ練習が続くだけです笑)

動画で大体わかったかと思いますが、簡単にストーンキラーの方法を紹介します。

ストーンキラーはメトロノームに合わせて16分音符を片手で刻んでいく練習です。

最初は片手4打づつを左右10セット
次は片手8打づつを左右10セット
その次は片手12打・・・

というように左右10セットしたら4打づつ増やしていくのです。

最終的にどこまで増やしていくのかというと・・・片手64打まで増やします(笑)
最近この練習を初めたとき、最初はbpm75くらいから初めたのですが、(動画はbpm90)すべてやるのに40分ぐらいかかりました(笑)

「左右4セットで打数を増やす」とか、「片手32打までやったら十分」とか言う人もいます。
でも、私は「左右10セットの64打まで」をオススメします。

実際にここ2週間ほどでbpm75からbpm90までスピードがあがりました。

ただ、みなさん忙しいと思うので、そんなに時間が取れないと思います。
なので32打を過ぎたら4打づつ増やすところを、8打づつ増やすようにしてもいいかもしれません。
とにかく片手64打までいくことをおすすめします。

 

この練習をすると何がいいかというと、グラッドストーン奏法に欠かせない「脱力」がイヤでも身につくからです。

早いストロークをしようとすると、最初はどうしても力んでしまいます。
しかし、力んでしまうと持続したストロークができなくなり、結果的にスピードが落ちてしまうのです。

スティックを優しく持って、なるべくスティックの自然な動きを妨げないようにするのが、グラッドストーン奏法の基本です。

ストーンキラーを毎日やればイヤでも身につきます(笑)
私も、ここ数日でかなり腕の力を抜いてストロークできるようになりました。

最初はbpm70くらいから始めて、次の日はbpm71、その次の日はbpm72というように、テンポを一つづつあげていくのがおすすめです。

 

ちょっと時間のかかる練習法ですが、時間がかかるだけ効果があると言ったところでしょうか。

ぜひ実践してみてください。

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