昨日に引き続き「ロビンソン」の解説をしていきましょう。
昨日はギターを解説しました。
まだ読んでいない方は、昨日の記事から読んでくださいね。
昨日に引き続きパートごとに解説したいと思います。
ドラム
スネアの音が印象的ですね。
奥行きがある音でスコーンと抜けるようなスネアが、曲を引き締めているような印象があります。
この音作りはかなり難しそうです。
パターン自体はかなり簡単です。
一般的な8ビートですね。
Bメロとサビはバスドラムの裏打ちが出てくるので、注意が必要ですね。
Aメロとは変化をつけて演奏する必要がありそうですね。
この曲はハイハットオープンがアクセントで使用されています。
正確なリズムを刻みながら、ポイントでオープンにするのはなかなか難しいです。
メロディーの切れ目ではハイハットで細かい音符を刻んだりしているので、しっかりと聴き込む必要があります。
また、ドラム以外は基本的に16ビートなので、ドラムも細かい音符を感じながら演奏したいですね。
左足のゴーストモーションは必ず8分で踏むようにしましょう。
ちょっと難しいことを書きましたが、基本的にはそれほど難しくありません。
ハイハットのおかずをなくしたり、フィルインを簡単にしたりすれば初心者でも問題なく演奏できるでしょう。
8ビートや16ビートを感じながら演奏する練習にもぴったりですね。
ベース
空も飛べるはずもそうでしたが、ベースが曲のグルーヴに重要ですね。
流れるようなメロディーやギターと対象的に、スタッカートが多用されています。
イントロとAメロは1,3拍目はスタッカートで2,4拍目はアクセントとテヌートで演奏されています。
このメリハリが重要ですね。
弾むような感じで演奏するといいでしょう。
Bメロとサビに入ると一気に動きが激しくなります。
それまではルート音を中心とした構成だったのに対して、上下にかなり動きますね。
かなりオシャレなベースラインですね。
曲を通して2拍目の裏がゴーストノート的に演奏されています。
Aメロはルート弾きだけにも聞こえてしまいがちですが、2拍目の裏は違う音がなっている場合が多いです。
ルート音に自然と混ぜるのが難しそうですね。
その次の音は少し強調して演奏されているのもポイントかもしれませんね。
ベースも他の楽器と同じで16分音符を感じながら演奏することが大切です。
ボーカル
キーはちょっと高めですね。
私の声ではサビの最後は歌えないです(笑)
高音域で長い音符が多いので難しそうですね。
全体としてはバンドでコピーするのには向かないでしょう(笑)
それぞれのパートがしっかり作り込まれた曲なので。
ただ、練習用の曲としてはいいですね。
ワンオクのRe:makeのようなパワーコードを鳴らしまくるロックばかりやっているバンドの方は、一度ロビンソンにチャレンジしてみてもいいでしょう。
新しい刺激がもらえると思います。
こうやって書いていると「難しい曲なんか?」と思ってしまいそうですが、1曲通して演奏するにはそれほど難易度は高くないでしょう。
サウンドタイムでセッションするときは気軽に演奏してくださいね。
私も自分で書いた演奏のポイントは押さえて演奏できないですから(笑)
トップ画像引用元:Amazon
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