最近記事にしているメトロノームシリーズ第4弾です。
本当はもうちょっと間隔を開けて書こうと思っていたんですが、楽器を練習する上で非常に大切なことなので早めに書きたいと思います。
メトロノームを使った練習は非常に重要です。
しかし、メトロノームに合わせて練習していませんか?
メトロノームに合わせて練習することは間違いではありませんが、効果的な練習方法ではありません。
極端な言い方をするとメトロノームに合わせて練習するのは間違いです(笑)
多くの方が「は?何を言っているんだ?」というところでしょう(笑)
合わせなかったら、ずらして演奏するのかよ。
そうではありません(笑)
メトロノームに合わせて練習するのではなく、メトロノームと合わせて練習します。
ん?ちょっとわかりにくいですかね。
メトロノーム練習での究極の姿は「自分のタイム感で演奏したら、メトロノームとぴったりだった」という状態です。
ということは、テンポはメトロノームではなく、人間がリードする必要があるんですよね。
なので、メトロノームを過剰に意識して「合わせよう合わせよう」と意識していると、自分のタイム感が鍛えられません。
自分のタイム感を鍛えるには、自分がテンポをリードする必要があるんですよね。
つまり、メトロノームの正しい使い方は
メトロノームを鳴らす
↓
メトロノームの音を聞きながら自分のタイム感で演奏する
↓
演奏しながらメトロノームと合っているか確認する
という流れになります。
ここまで来たら「メトロノームと合わせる」の意味がわかってきたでしょうか。
メトロノームはセッション相手のような感覚ですかね。
学生時代は私もそうでしたが、メトロノームに合わせようという意識が強くなりがちなんですよね。
機械式メトロノームの音を消すように練習していました。
無意味ではありませんが、効果的な練習法とは言い難いですね。
しっかりメトロノームの音が聞こえる状態で、メトロノームと合わせて練習する。
あくまでテンポをリードするのは人間です。
そこをちょっと意識するだけでメトロノームが好きになれますよ(笑)
トップ画像はセッション会の写真ですが、普段の個人練習でもヘッドホンでメトロノームを聞きながら練習してます。
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