みなさんTWICEをご存知でしょうか。
最近めちゃめちゃ勢いのあるK-POPアイドルですよね。
現在、京セラドームや東京ドームなどでのドームツアー中です。
最近ちょくちょくTWICEの曲を聴くんですよね。
学生時代の私を知っている人は「意外だ」と思うでしょう(笑)
そんな中で今日解説するのはTWICEの人気が爆発するきっかけになった曲「TT」です。
みなさん一度は聴いたことがあるでしょう。
そして1:42あたりの「TTポーズ」も見たことがあるでしょう(笑)
私の印象としては非常に興味深い曲なんですよね。
正直に申しますとそんなに好きな曲ではありませんでした。
そりゃ浜省とかアジカンとかワンオクが好きな人が気に入る曲とは思えないですからね(笑)
ただ、聴けば聴くほど味が出てくると言いますか、けっこういい曲なんですよね。
売れる曲には理由があるとあらためて思いましたね。
私が一番興味をもった点は曲の構成です。
ポップスの場合「イントロ→Aメロ→Bメロ→サビ→Aメロ→Bメロ→サビ→Cメロ→サビ」や
「イントロ→Aメロ→サビ→Aメロ→サビ→間奏→Bメロ→サビ→アウトロ」みたいな構成が多いですよね。
しかしこの曲はどうでしょう。
聴いていてどこがAメロなのかBメロなのかわかりにくいですよね。
TTの場合、強引にわけると「イントロ→Aメロ→Bメロ→Cメロ→サビ→Aメロ(後半はラップ)→Bメロ→Cメロ→サビ→Aメロ→Cメロ→サビ」みたいな感じになります。
(Cメロはサビと捉えることもできます)
また、AメロとBメロは前半と後半で大きく雰囲気が変わります。
2番はラップも入りますしね。
まあ、何がいいたいのかと言うと曲調がどんどん変化していくということです。
そして曲構成のポイントが「サビが遅い!」ということです。
サビの登場が非常に遅いんですよね。
はじめて聴いた人は思ったでしょう。
「あの有名なTTポーズはいつになったら出てくるの?」って(笑)
曲が3分の1ぐらい進行しないと出てこないんですよね。
かなり遅い気がします。
アイドルの曲は曲の初っ端にサビがあったり、最初でなくとも早いうちにサビがある曲が多いですからね。
しかもサビが来る前に一回盛り上がりがありますよね。
1:18あたりから始まるフレーズです。
この後にサビが来てもおかしくないと思いませんか?
(1:28〜1:57までをサビと捉えてもいいんですが、わかりやすいように今回はキャッチーなフレーズの部分をサビとしています)
曲がどんどん展開していく感じと、サビをじらされる感じがワクワクドキドキ感を出しているんですよね。
不思議な雰囲気のMVと組み合わさって、よりドキドキする感じに仕上がっていると思います。
一度聴いただけでは覚えにくい構成が、何度も聴かせるように仕向けているようにも思えます。
この曲がヒットした秘訣はこんなところにあるんじゃないかと思って記事にしてみました(笑)
トップ画像引用元:K-POP monster
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