ギターは左手でコードを押さえて右手でピッキングします。
さて問題です。
右手か左手どっちが重要でしょう?
一般的には実際に音を鳴らしている右手のほうが重要だと言われています。
一度コードを押さえてしまえば左手は変化がありませんからね。
「C」というコードを押さえる場合、プロでも初心者でも左手は同じです。
もちろん切り替えのタイミングなどは差は出ますが、一度押さえてしまえばプロも初心者も一緒です(笑)
しかし、右手のストロークは違います。
同じパターンのストロークをしてもプロと初心者では音が全然違います。
ダイナミクス、音色の変化、微妙なタイミング、グルーヴ・・・挙げだすとキリがありません。
右手ではいろんな要素で差をつけることができるんですよね。
意外と勘違いされがちですが、左手より右手のほうが圧倒的に重要なんですよね。
ただ、初心者の場合は別です。
初心者の場合は左手のほうが重要になります。
初めての人でもよっぽど速い曲でない限り、右手のストロークはすぐにできるようになります。
もちろん音色やダイナミクスは抜きにして「パターンを鳴らす」段階にはすぐに到達できます。
言い方は悪いですが、弦を弾いて音を鳴らすだけですからね(笑)
しかし、左手はそうはいきません。
コードの形を作ってすべての弦が鳴るようにしないといけません。
これはなかなかすぐにはできないんですよね。
Cコードを鳴らすだけでも20分くらいはかかっちゃうでしょう。
左手がしっかり押さえられていないと、右手のストロークどころじゃないですよね(笑)
音がなっていないのにストロークしても意味がないですからね。
ということは最初の練習曲を完成させるためには左手をしっかり押さえる必要があるということです。
なので左手に重点を置く必要があります。
ネットなどで「右手が重要だ!」という情報を見て右手の練習ばかりしていると、なかなか曲が完成しないです(笑)
もちろん、右手の練習をしないわけではないですが、最初のうちは左手を中心に練習するといいでしょう。
最初は左手が重要で上達するに連れて右手の重要度が増していくという感じですね。
0 件のコメント:
コメントを投稿