ギターの練習法 コードの切り替え練習

2019/05/17

ギター講座

t f B! P L

以前にギターで最初にやる練習を解説したと思います。

コードをきれいに鳴らす練習ですね。
今日はその続きで、次の段階の練習を解説します。

ギターの練習レベル2は「コードの切り替え練習」です!

最終目標としてはストロークで音を鳴らしながら左手のコードを切り替えていくんですが、そのためには左手のコードがサッと切り替わる必要があります
その切り替えスピードを上げる練習方法です。

具体的なやり方を解説しましょう。
練習曲によってコード進行は変わりますが、「G→D→Em→C」というコード進行を例に解説しましょう。

まずはGDの切り替え練習です。

  1. Gを押さえてジャーンと右手でダウンストロークします。
  2. ストロークしたらすぐにDを押さえてダウンストロークします。
  3. Dの音を鳴らしたらまたGを鳴らします。
  4. 2.と3.を繰り返し練習します。(GとDの往復で練習)

それを何度か繰り返したらDとEmの往復EmとCの往復といったように進めていきます。

その次はGとEmDとCといったように隣り合っていないコードの切り替えも練習します。

練習のポイントも解説しましょう。

ポイント① ちょっとぐらい音が鳴って無くてOK

最初は音がしっかり鳴らなくて大丈夫です。

まず指が指定された場所に移動しているかどうかが重要です。
なので最初のうちはコードの「形」に指が動いていれば問題ありません。
すばやく「形」を作るように練習しましょう。

慣れてきたらコードをきれいに鳴らす練習とくっつけて、切り替えた直後から音がなるようにトレーニングします。
(その練習はまた次の機会に紹介します)

ただ、一つ注意点があります。
左手の「形」はきれいに音が鳴ったときの感じに近づけるということです。
指定されたフレットを押さえていてもフレットから遠いところを押さえていたり、押さえられないほど指の端で押さえたりしていてはコードをきれいに鳴らす練習とくっつけにくくなります。
形はきれいに音が鳴った感じを保ちつつ、結果として音が鳴らなくてOKということですね。

ポイント② 右手でストロークする

コードを切り替えたときには必ずジャーンと1発鳴らしましょう
右手で音を鳴らすことでコードごとに区切りをつけることができます。

音を鳴らさないとコードの切り替え始めと切り替え終わりが見えにくいので、練習の効果が出にくくなります。

 

正直ちょっとつまらない練習です(笑)
ただ、効果はめちゃめちゃあります

レッスンの時に5分ぐらいやっただけでけっこう切り替えスピードは上がります。

騙されたと思ってやってみてください(笑)

基本的には練習曲のコード進行通りに進めていきますが、上にも書いたように隣り合っていないコード同士でも練習しましょう
GというコードでもDGの往復しか練習していなかったら、CGの切り替えはできません。

しかし、DGCGで切り替え練習をしておくと、EmGAmGもできるようになります。
よりコードに慣れるためということですね。

みなさん頑張って練習しましょう!

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