AUXの解説第3段です。
今日はもう少し詳しいAUXツマミの使い方を解説しましょう。
AUX1〜4は同じに見えて少しずつ性質が異なっているので、その違いを解説しましょう。
先に言っておきますが、知らなくてもほとんど問題ない情報ですので(笑)
当スタジオのミキサーMG16XUには4つのAUXチャンネルがあります。
まずAUX1は「PRE」と書いてあります。
これはプリフェーダーの略です。
どういうことかと言うと、「フェーダーを通過する前の信号を分岐させますよ」ということです。
フェーダーを通過する前なので、フェーダーが一番下でもAUX1を上げればAUX1コネクタから信号が出力されます。
反対にフェーダーを通過した後の信号を分岐させるのはAUX3です。
AUX3はフェーダーで調整した音量をさらにAUXツマミで調整します。
AUX3を回しても音が出ない!といったときはフェーダーをチェックしましょう。
AUX2ははPREボタンが横についています。
PREボタンをオンにするとAUX1と同じ性質になり、オフにするとAUX3と同じ性質になります。
AUX4はFXセンドの機能も持ち合わせています。
このミキサーにはデジタルエフェクトと言って、反響をつけたり音にゆらぎを加えたりすることができるのですが、AUX4にはそのエフェクトセクションに信号を送る機能も備わっています。
AUX4をたくさん回すとAUX4コネクタに多く信号が流れるとともに、エフェクトも深くかかるということですね。
ちなみにフェーダー通過後の信号が送られるので、AUX4を使うときはフェーダーも上げておきましょう。
AUX4コネクタとエフェクトに送られる信号の量は全く同じになるので、エフェクトはかけたいけどAUX出力はしたくないってことはできないので注意しましょう。
いかがでしょう?
めっちゃマニアックな話になってしまいましたね(笑)
何度も繰り返し言いますが、知らなくていい情報ですので(笑)
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