ハウリングってご存知でしょうか?
名前ぐらい聞いたことがある人は多いでしょう。
また、音楽をやっていない人でも多くの人が経験したことがあるでしょう。
ハウリングとはマイクとスピーカーを使っている時に、「キーン」とか「ボーン」とかの大きな音がスピーカーから鳴る現象です。
多くの場合音がかなり大きく耳に痛いです。
カラオケでハウリングすることもありますし、大人数に向けてスピーチなどをするときもマイクやスピーカーの位置関係ではハウリングをおこします。
なので一度ぐらいはハウリングで嫌な思いをしたことがあるでしょう(笑)
今日はなぜハウリングが起こるのか解説しましょう。
ハウリングとは信号がループする現象のことです。
通常、人の声をマイクが広い、スピーカーから音が出ます。
このとき元々の声より大きくなりますよね。
(ややこしいのでアンプは省いています)
このとき、スピーカーから鳴った音をマイクが拾ってしまうと信号がループしてしまうのがわかりますでしょうか。
マイク→スピーカー→マイク→スピーカー・・・
と言った感じで。
そうなると無限に拡声が続くので大きな音が鳴るということですね。
対策はいくつかあるので覚えておくといいでしょう。
①スタジオ内のレイアウトを変える
②ハウリングをおこしている周波数帯をカットする
③音量を下げる
などでしょうか。
マイクは通常、持ち手に対して平行に音を集める指向性があります。
なので、マイクをスピーカーの方に向けないようにしましょう。
また、ボーカルとスピーカーが近いとハウリングしやすいのでスピーカーから離れましょう。
それでも収まらないときはイコライザーを調節しましょう。
低音がハウリングしているときは低音を、高音がハウリングしているときは高音をカットしましょう。
それでもハウリングしてしまうときはボリュームを下げるかという話になってくるのですが、ボリュームを下げると声が聞こえなくなってしまうかもしれないので限度がありますよね。
まあ、ほとんど①と②の対策でなんとかなる場合が多いです。
もし、サウンドタイムスタジオを利用中にハウリングでどうしようもなくなったら、ご相談ください。
できるだけ対応させていただきます。
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