当スタジオで一番高価なものはドラムセット(一式)やギターアンプなどで10万円ちょっとぐらいだったのですが、ここに来てめっちゃ高いギターが手に入りました。
まあ、100万出して買ったわけじゃないんですが(笑)
知り合いのギタリストの方が持っているギターをたくさん処分されるとのことで、お安く譲っていただくことができたんですね。
それの中古相場がだいたい80〜90万円ぐらいです。
100万円は盛りました(笑)
こちらがそのギターです。
ブランド名は「Session」(セッション)です。
今はもう無いブランドなのですが、調べてみると1963年〜75年にかけてアコースティックギターを製造していたイギリスのメーカーです。
小さな工房だったので製造本数はそんなに多くないのですが、マニアの中ではかなり人気があるそうですね。
その中でもこちらのヘッドを見ていただけるとわかるのですが、「PRO」と書かれています。
これはセッションの中で3つあるクラスの内、最高級クラスらしいです。
スタンダード、エリート、プロの3クラスですね。
製造年は1968年ですので、ビンテージと呼ばれるギターになりますね。
ボディはマホガニーやスプルース、指板はローズウッドとオーソドックスな仕様なのですが、接着剤はすべてニカワが使用されています。
これによりかなり豊かな倍音と豊かな胴鳴りが得られるんですよね。
また、ナットやサドルは今では入手が難しい、象牙が使われていたりします。
まあ、すべてハンドメイドってところと、今はないメーカーなので希少価値があるって感じでしょうか。
音は古い個体にしては珍しく、かなり現代的な印象を受けます。
ギブソンみたいなクセは少なく、かなりフラットな印象です。
ギラギラしすぎず、モワモワしすぎずと言ったところでしょうか。
ストロークしてもよし、アルペジオもよしですね。
クセが少ないので、レコーディングで使うと便利そうです。
音はめっちゃいいので、レッスンの時にいいギターと安いギターの違いをみなさんに実感してほしいと思います。
扱いに気をつけないといけないですね!
ハードケースにしまっとこ(笑)
とまあウソなんですが(笑)
エイプリルフールですからね。
バレバレだったでしょうか(笑)
コロナの影響で暗い話題が多いですが、明るくいきましょう!
ちなみに写真のギターはだいぶん前にリサイクルショップで1000円以下でかった超安物ギターです(笑)
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