音楽理論解説 「インターバル」

2020/09/20

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今日はインターバルについて解説しようと思います。

以前にも解説した記事があるので、そちらもご覧ください。

度数とは?

簡単にまとめるとインターバル(=度数)とは音どうしの距離のことです。
「ド」と「レ」は2度、「ド」と「ファ」は4度という感じで数えます。

長短、増減を無視すると単純にドレミで数えて何個目かって感じですね。
「ド」と「ソ」は5度ですし、「ド」と「ソ♭」、「ソ♯」も5度です。

今日はその話を少し掘り下げてみようと思います。

 

先日の記事では飛ばした長短、増減の話です。

3度の関係を見ていこうと思います。
「ド」から「ミ」は3度の関係にあります。

では「ド」から「ミ♭」はどうでしょう。
他にも「レ」から「ファ」はどうでしょうか。
同じく3度の関係になります。

しかし、「ド」から「ミ」とあとの2つでは距離が若干違うのがわかりますでしょうか。

またまた鍵盤に登場していただきましょう。

「ド」から「ミ」は全音2つ分離れています。
しかし、「レ」から「ファ」は全音1つと半音1つ分しか離れていないのがわかるでしょうか。
鍵盤の数を数えてみてください。

同じように「ド」と「ミ♭」も1.5音分しか離れていません。

このように3度の中でも2種類にわかれます。
全音2つ分の距離「長3度」1.5音分の距離「短3度」と言います。

同じように「ド」と「レ」は2度ですが長2度、「ミ」と「ファ」は短2度と言います。
全音1つ分が長2度、半音分を短2度と言います。

更に、6度、7度の音には長短があります。
「ド」からみて「ラ」は長6度、「ラ♭」は短6度、「シ」は長7度、「シ♭」は短7度です。

 

いかがでしょうか?
長短がわかりましたでしょうか。

ちなみに2,3,6,7度のインターバル長短系と言います。

1度、4度、5度(8度)は完全系と言って長5度、短5度とは数えずに、完全5度、減5度、増5度というように数えます。
それはまた次回解説しましょう。

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