今年もあと2日となりました。
一年間楽器を練習したらどれぐらい弾けるようになるのでしょうか。
一曲弾けるまでどれぐらい?っていう質問に並んで気になるところですよね。
ネットでそのような情報を調べる方も多いでしょう。
ユーチューブとかを見ると「楽器歴1年」とかっていうタイトルで演奏動画を上げている人もいますし、始めたときからの映像を時系列で並べて「これぐらいのペースで練習できましたよ!」みたいな動画を上げている人もいます。
そういった情報を見ると「自分って下手なんじゃね?」って思いますよね(笑)
他人の演奏って上手く見えるものなんですよ(笑)
今日はそのへんについて書いてみようと思います。
ネット上のそういった情報を見て落ち込む必要は全くありません。
その理由を解説しましょう。
まずは情報の信憑性ですね。
すべてが嘘だとは言いませんが、多少盛って書いている人も多いでしょう。
楽器歴10年の人が「1年目です!」って書いていることはそんなに無いと思いますが、1年半ぐらいの人が「1年目です」って書いているぐらいはあるでしょう。
2つ目は他人の演奏は上手く見えることです。
これは中級者ぐらいになってもそう見えるものです。
自分と同じぐらいのレベルの演奏は他人の方が上手く見えます。
自分の演奏を録音したときはこういうミスをしてしまったみたいなのが演奏の記憶で残るので、音声をあらためて聴いたときもアラが目立つんですよね。
最後にそういったことをやる人っていうのはそこそこ素質のある人ということです(笑)
初心者のうちから演奏動画を上げようと思っている時点で素質のある人なんです(笑)
普通は初心者のうちに演奏動画をあげようとは思わないですよね。
どんなものにでも素質のある人ない人というのは存在します。
何もしなくても足の速い人もいればトレーニングしてもなかなか速くならない人もいますよね。
楽器も同じです。
ここでいう素質には確保できる練習時間なんかも含まれます。
高校生なんかだったら1日に何時間も練習できるでしょうが、大人はそうはいかないですよね。
もちろん素質は努力で挽回できますが、そういった要素も上達に含まれるのは事実です。
もちろん他人より上手くなりたいってのは本望でしょう。
ただ、他人に惑わされてあたふたしていては本末転倒ですよね。
比べるなら自分の演奏を録音しておいて数カ月後に自分の演奏と比べてみたりするといいでしょう。
練習あるのみです。
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