今日はドラムセットのハードウェア解説第2弾、スネアスタンドについて解説しようと思います。
スネアスタンドは比較的頻繁に調節するスタンドでしょう。
個人練習にきたらシンバルとかタムとかはだいたいその位置になっていたら大丈夫ですが、スネアドラムは高さを調節するのが必須ですよね。
どういった構造になっているのか解説しましょう。
三脚の上に3本の棒で構成されたアームが乗っています。
調節するネジはたくさんあるのですが、よく使うものから解説しましょう。
まずは高さの調節ネジですね。
このネジを回します。
けっこう近いところに似たようなネジがあるので、間違えないようにしましょう。
意図していないところのネジを緩めるとスタンドが倒れて楽器を壊したり、手を挟んで怪我をしたりする危険があるので注意しましょう。
このネジを緩めると支柱が上下に動きます。
急に緩めると支柱がストンと落ちてくるので、上の部分を持って支えてから緩めるようにしましょう。
傾き調節ネジもよく使いますね。
緩めると前後に動かせるようになります。
これも上部を支えてから緩めるようにしましょう。
当スタジオのものは前後にしか動きませんが、ボールクランプタイプのスタンドの場合360度全方位に角度を調節できます。
スネアを乗せるアームの開き具合を調節するネジはこちらです。
このネジを閉めるとアームが開き、緩めるとアームが閉じます。
アームの先のゴムにスネアが乗らないときは調節するといいでしょう。
一番下のネジは三脚の調整ネジですね。
スタンドをたたむときには緩めます。
こんな感じでしょうか。
先にも書きましたが、変なところを緩めると怪我をする可能性もあるので、どのネジがどこを調節するのか覚えておきましょう。
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